陳情文書表

受理番号第13号 付託委員会経済労働委員会
受理年月日令和5年1月23日 付託年月日令和5年2月14日
件名 沖縄県内空港における国際線運航に係る支援に関する陳情
提出者那覇空港国際線航空会社連絡会
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要旨


 新型コロナ感染症の流行による入国制限措置を受け、県内空港の国際線は約2年半もの間、全便運休を余儀なくされた。しかし、昨年8月2日にティーウェイ航空がソウル便を、10月16日にはタイガーエア台湾と香港エクスプレスがそれぞれ台湾、香港便を再開させ、現在、12社が韓国、台湾、香港便の運航を再開している。中国本土便に関しては、いまだ日本政府より乗り入れ空港が成田・羽田・関空・中部の4空港に制限され、運航再開は実現していない。昨年末には検疫事由による香港便への突然の乗り入れ制限や発着数制限が発表され、那覇空港での国際線運航は不安定な状態で完全に復活しているとは言えない。再開当初から那覇空港における検疫体制による乗り入れ時間が制限され、空港施設(搭乗口2つ)を検疫検査場として使用しているため、夜間と早朝の運航や増便が難しい。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 今年度実施している国際定期便運航再開支援事業について、令和5年度も全航空会社を助成対象にして継続すること。
2 現在最大で2機駐機可能なゲートエリアが検疫の検査場所として使用されていることから、検疫体制の早期見直しを国に陳情するとともに、空港検疫の簡素化及び使用する空港施設の早期返却を要望すること。県は、離島空港(新石垣、下地島等)の検疫再開を那覇検疫所に早期に要請すること。