要旨
嘉手納町民は、米軍基地から発生する航空機の激しい騒音や排気ガスの悪臭被害等に長年さいなまれ続けている。このような中、沖縄防衛局を通じ、嘉手納飛行場で実施予定の航空機訓練をグアムのアンダーセン基地へ移転し、1月31日から2月18日にかけて嘉手納基地配備のF15戦闘機12機等が参加予定との計画が発表され、一時的とはいえ騒音軽減を期待した。しかし、1月27日から2月3日にかけて、横田基地所属のCV22オスプレイや岩国基地所属のF35戦闘機が飛来し、2日には屋良測定局で94.1デシベルもの激しい騒音が記録された。嘉手納における負担軽減のための訓練移転期間中にもかかわらず、外来機が相次いで飛来し騒音を増大させている実態に対し、激しい憤りを禁じ得ない。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 「嘉手納飛行場における航空機騒音規制措置」を遵守すること。
2 嘉手納飛行場からの訓練移転期間及び参加規模をより一層拡充すること。
3 パパループの使用を即刻禁止すること。
4 嘉手納基地への外来機の飛来を禁止すること。
5 ヘリコプターの住宅地上空での飛行訓練を一切禁止すること。
6 嘉手納基地における負担軽減(嘉手納におけるさらなる騒音軽減)に基づき、町民が実感できる有効な対策を早急に講ずること。 |