要旨
最近、嘉手納基地から夜間・早朝に発生する騒音が激化している。嘉手納町の騒音測定調査によると、6月14日からの3週間で夜間・早朝に騒音が5回以上発生した日は、町役場測定局では7日間、ロータリープラザ測定局で12日間、東区コミュニティーセンター測定局で5日間であった。主に住宅地に近接しているパパループ地区及び大型駐機場付近から騒音が発生していると推測される。嘉手納飛行場における航空機騒音規制措置において、夜10時から早朝6時までの間の飛行及び地上での活動は原則制限されているが、夜間・早朝に米軍機の離発着時の騒音、大型機のエンジン調整音、自走時に発生する騒音などの轟音が鳴り響く日が断続的に続いており、6月24日には15件もの苦情が寄せられた。本規制措置では「部隊司令官は、できる限り早く夜間の飛行を終了させるよう最大限の努力を払う」と明記されているが、遵守しなければならないとの認識を持っているのか甚だ疑問であり、強い憤りを禁じ得ない。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 嘉手納飛行場における航空機騒音規制措置を遵守すること。
2 E3早期警戒管制機等の駐機場所を住宅地から距離を置く駐機場に移転させるなど有効な対策を早急に講ずること。
3 パパループの使用を即刻禁止すること。 |