要旨
うるま市石川楚南地区には、令和2年から県内浄水場より排出された浄水発生土が堆積されている。付近農家からの苦情もあり、うるま市は搬入業者から事情聴取等も行った。現状では有害物質等の報告はないが、昨今の沖縄においては米軍由来と推測されるPFOSやPFOAの報道があり、当市でも心配する声がある。中部地域においても北谷浄水場の水源である比謝川や、嘉手納町の井戸群でPFOSが高い数値を示した。
うるま市には北谷浄水場の浄水発生土は搬入されていないとの報告もあるが、風評被害を心配する声もあり、早急な搬出を望んでいる。
特に最近になって活性炭らしき真っ黒な土砂が急増し、さらに不安が募っている。また、農地に無許可状態で堆積させておくのも問題と考えている。
ついては、県企業局が早期に浄水発生土を除去するよう配慮してもらいたい。 |