要旨
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため県内の学校が臨時休校となったことにより、毎日学校給食用牛乳として製造されていた牛乳の納入がストップし、酪農生産現場では経営存続にまで影響を与えかねない状況となっている。現在は各乳業メーカーの協力により、余剰乳となった学校給食用牛乳を加工乳に混入しているが、その価格には大きな差がある。
また、各メーカーの余剰乳受入れによってもなお余剰乳が発生しており、その解消のため県外に移出するものの、沖縄県は離島県であり輸送代がかかるため、学校給食用牛乳との価格差がますます広がっている。
さらに、県産牛乳を使用して6次産業に取り組む店舗についても、来県自粛要請や営業自粛により収入が落ち込んでいる。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 これまで取引していた学校給食用牛乳と現在の別用途での取引額との間に大きな差があるため、学校の臨時休校期間中、その差額について補塡すること。
2 県産牛乳を使用して6次産業に取り組む店舗に対して、営業自粛等による収入の落ち込みを補塡すること。 |