要旨
宮古島における建設産業は、地域経済及び雇用を下支えする重要な基幹産業であるが、一昨年から続く新型コロナウイルス感染症の拡大は、県内観光産業に大打撃を与え、民間需要の落ち込みにより関連産業をはじめ我々建設産業への影響も出始めている。宮古島での地域景況も一変し、建設産業も極めて厳しい経営状況にさらされている。
そのような中、公共投資による地域経済の下支えが不可欠であり、県発注の「宮古地区農業農村整備事業」は、真に地域経済及び雇用を支える重要な事業であり、島内建設業者は大きな期待を寄せている。
しかし、令和3年度県発注事業においては、発注規模の拡大により島内建設業者の受注機会が減少し、地域建設業の経営悪化を招いている。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 発注規模の拡大を最小限にし、島内建設業者の受注機会を拡大確保すること。
2 1.5億円以上となる工事規模において、土木Aランク業者を上位ランク枠に組み入れ受注機会を拡大確保すること。
3 円滑な事業遂行のため、宮古農林水産振興センターへの職員増員等の支援対応を図ること。 |