陳情文書表

受理番号第188号の5 付託委員会新沖縄振興・公共交通ネットワーク特別委員会
受理年月日令和2年11月13日 付託年月日令和2年11月25日
件名 美ぎ島美しゃ(宮古・八重山)圏域の振興発展に関する陳情
提出者美ぎ島美しゃ市町村会
会長 宮古島市長 下地 敏彦
要旨


 このたび、美ぎ島美しゃ市町村会は、宮古・八重山圏域における喫緊の課題や財政的に解決が困難な課題等を次のとおり取りまとめた。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 船舶運航事業者の船内での感染症対策整備への助成について
  今般の新型コロナウイルス感染拡大により、圏域内で住民の交通手段等として利用されている船舶について、密閉状態による感染リスクが懸念されている。船舶運航事業者はその対策のため、客席間の仕切りを設ける等、船内改造に多額の費用負担が生じており、事業者の経営努力だけでは厳しい状況である。
  ついては、船舶運航事業者が感染症対策の整備に取り組む費用を助成すること。
2 波照間航空路線の滑走路延長と早期再開について
  波照間-石垣間の航空路線はこれまで民間事業者が運航してきたが、採算性に欠けるとして運航が廃止されている。しかし、当該路線は島民には必要不可欠な生活路線であるほか、竹富町の観光産業に大きく寄与するものであり、地域活性化のためにも極めて重要な路線である。
  ついては、波照間航空路線の運航を早期に再開し、滑走路を延長すること。
3 多良間-石垣間の航空路線について
  平成18年3月まで多良間-石垣間の航空路線は毎日運航され、利用者の利便性は確保されていたが、機種の大型化等に伴い、現在、同路線は運休している。路線再開は利用者の利便性確保はもとより地域経済の発展に大きな効果をもたらす。
  ついては、離島航空路線(多良間-石垣間)の運航を早期に再開すること。