陳情文書表

受理番号第92号の3 付託委員会子どもの未来応援特別委員会
受理年月日令和3年5月6日 付託年月日令和3年6月15日
件名 先行的なコロナウイルス対策を積極的に講ずるよう求める陳情
提出者(株)平仲
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要旨


 新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るっており、DXやAI等に象徴される人類の科学技術は敗北したとする見解がある。また、新型コロナウイルスへの我が国の対応は後進国のそれであり、いつものインフルエンザと思われたこのウイルスは、いまだ終息の兆しが見えない。一方、海に囲まれ海風が吹き抜ける沖縄こそ、世界の中で最も感染症に強い環境にあるはずであり、島という地理的優位性は、水際対策を徹底しコロナウイルスを封じ込める上で最適である。ただし、沖縄がコロナウイルスに打ち勝つためには、科学のみならず、政治による支援が必須である。国に準じた対策だけでよいはずがなく、離島県沖縄こそ、地理的優位性を生かし、日本のみならず世界にとって先行的なコロナウイルス対策を一括交付金を活用して積極的に講ずるべきである。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 困窮世帯、特に子供たちに対する支援を拡充すること。

採択された請願・陳情の処理経過及び結果について(報告)

報告を求めた者知事
報告内容

1について
 県及び各市では、困りごとや不安を抱えている方からの相談を県内19か所に設けた生活困窮者自立支援制度の相談窓口において幅広く受け付けております。
 また、住居確保給付金の対象拡大や生活福祉資金の特例貸付の実施、今般創設された新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給等に取り組んでいるところです。
 子どもたちに対しては、市町村等と連携のうえ、子供の居場所や無料塾において、生活支援や学習支援等に取り組むとともに、沖縄子どもの未来県民会議と連携し、県内全域の子どもの居場所等へ食料品を届ける取組を実施しております。
 県としましては、引き続き、市町村等関係機関と連携しながら、生活に困窮する方々や子どもたちに支援が行き届くよう取り組んでまいります。