陳情文書表

受理番号第143号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和3年7月15日 付託年月日令和3年9月10日
件名 新型コロナワクチン接種に関する陳情
提出者*****
要旨


 私の妻は日本永住者で、義母は2021年1月に、私たち家族に会うため中国から来沖した。その後、新型コロナが原因で中国に帰られない状態が続いている。現在、義母は私たち家族と同じマンションに住んでいるが、私の息子が通う学校では新型コロナウイルスの感染者が以前から出ており、79歳の義母に感染しないかとても心配である。
 日本では65歳以上の人はワクチンを打つことができるが、義母の場合、いつワクチンが打てるか、まだはっきりしていない。
 義母は当初3か月間沖縄にいるつもりであったが帰国できず、今でもずっと母国に帰りたくて、鬱状態になっている。
 ついては、人道主義の観点から特別な例として義母へ新型コロナワクチンを接種するよう配慮してもらいたい。

採択された請願・陳情の処理経過及び結果について(報告)

報告を求めた者知事
報告内容

 当該事案につきましては、令和3年8月下旬に陳情者に確認したところ、那覇市と相談の上、那覇市の接種会場にて接種を行ったとのことであります。
 また、国からは令和3年9月10日付けで、コロナ禍における国際的な往来規制等により、やむを得ず3か月以上本邦に在住する外国人の方(帰国困難者)については適切に接種を行うよう通知があります。
 県としましては、引き続き市町村において適切にワクチン接種が行われるよう支援してまいります。