報告内容
1 国道449号周辺の粉じんや騒音の状況について、令和2年10月から11月にかけて名護市宇茂佐区、屋部区、山入端区、安和区に聞き取りを行ったところ、「ダンプ等大型車両による騒音・粉じん苦情は5,6年前からあるが、辺野古の工事に関係して増えたということはない」、「国道449号については、トラックは朝に多く、ずっと通っている状況。どれが辺野古関係の車両か分からない」などの意見がありました。
以前から苦情が多く、トラックの交通規制の要望があった宇茂佐区、屋部区の住宅地を通る旧国道449号において、令和3年1月から交通規制が開始され、最大積載量8トン以上の車両の走行が禁止されております。
名護署に確認したところ、旧道を走行するトラックは大幅に減少しているとのことであり、それに伴い粉じん、騒音等の影響は低減しているものと考えております。
また、令和3年3月26日に国道449号の2地点で昼間の自動車交通騒音の測定を行ったところ、本部塩川港と安和桟橋間の地点で72dB、塩川集落付近で68dBでした。
なお、令和3年6月28日に崎本部区に聞き取りを行ったところ、「住民から騒音や粉じんの苦情の申し立てはない」とのことでした。
引き続き、生活環境を保全する観点から国道449号周辺の粉じんや騒音等の状況について、地域住民に確認のうえ、名護市や本部町、関係機関と連携し、必要な対策を検討してまいります。 |