陳情文書表

受理番号第222号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和2年12月1日 付託年月日令和2年12月8日
件名 病弱生徒の学びの保障に関する陳情
提出者*****
要旨


 息子は2年半前、小学6年生のときに発病し、体調面からの学習時間の制限、運動制限及び移動制限などがあることから、担任、主治医、教育委員会と相談した結果、中学校の3年間は、通院などでの学習の空白・遅れの補完、実技学習の配慮、健康・安全面の配慮などがある病弱学級への入学を決定した。また、中学校には、入学前から体調面の配慮、高校・大学進学を考え学習面の配慮を依頼していた。病弱学級は特別支援教育であり、一人一人の教育的ニーズに合った適切な指導・支援・配慮を行うため、生徒・保護者と話し合い個別教育支援計画・個別指導計画を作成し、合理的配慮を提供することが義務になっている。
 しかし、中学入学後、話合いや個別教育支援計画の作成の場を設けるよう何度も依頼しているが応じてもらえず、体調や学習面での合理的配慮もない。また、昨年12月から、担任からの暴言、不適切な言動や指導があり、恐怖で登校できない状況であり、同月、学校や市教育委員会等関係機関へ報告した。担任の異常な言動に身の危険を感じ警察に相談し、警察からも学校へ5回連絡してもらっている。今年4月には、生徒に責任転嫁するなどの言動があり、強い恐怖から意識低下し救急搬送される事態となった。診断書も提出しているが対応してもらえない。学校には不登校の対応も以前から依頼しているが、学校側は不登校を認めず、いまだに何の対応もない。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 特別支援教育の専門家を入れ調査し、生徒の学びを保障すること。
2 不登校の原因を調査し、一日も早く登校できるように学校、教育委員会へ適切な指導を行うこと。
3 令和2年3月19日付県教育委員会教育長宛て要望書(学校側の対応が法令に沿ったものかの調査を求めるもの)、同年8月31日付中頭教育事務所長宛て要望書並びに同年9月25日付県知事及び県教育長宛て要望書(不登校の原因調査等を求めるもの)に対して、文書で回答すること。