陳情文書表

受理番号第129号の2 付託委員会土木環境委員会
受理年月日令和5年9月19日 付託年月日令和5年9月26日
件名 農道災害の早期復旧と伊計平良川線の早期整備を求める陳情
提出者県道早期整備期成会
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要旨


 宮城島・伊計島へのアクセスについては、宮城島東側農道と島中央部から上原集落を通る未整備道路の2ルートとなっており、通勤・通学、物流、企業誘致、観光客が同ルートを使用することで地域が発展してきた。 
 そのような中、台風6号来襲により、宮城島の東側農道、西側農道に被害があり、県、うるま市が連携し、復旧に向けての手続が進められている。これまでの災害時には、東側農道を一時通行止めする等の交通規制が行われ、その都度、宮城島中央部の未整備の県道へ一時的に迂回することで対応してきたが、同農道で今回のような大規模災害が発生した場合は、未整備の県道での長期対応は安心・安全、経済活動の面からも不可能である。
 また、伊計島は低い平たんな島であるため、災害発生時には隣の高い宮城島への避難となるが、災害避難道路の未整備が続くことは地元としては耐え難いことであり、伊計島における早期の県道整備計画を示してもらいたい。そもそも、伊計大橋は県道が完成して多くの交通量に対応した設計になっており、伊計島への観光客の来島、企業進出など、島の活性化の原動力となることが期待されてきたが、復帰50年を経ても県道整備計画について示されたことがなく、改めて伊計島民は早期の県道整備に期待を持っている。
 県は、平成27年と令和2年に地元公民館で宮城工区道路事業説明会を行い、それぞれの説明会後から用地買収に入るとの説明を行ったにもかかわらず、現時点で地権者に対する用地交渉すら行われてない現状は、両島民にとって死活問題である。また、令和5年6月定例会において、同道路の進捗状況について、用地買収を進めているとの答弁があったが、同道路は数年、本格的な整備に要する予算の計上がなく、地元にとって誠意を欠いた答弁であり、納得できるものではない。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。                
 

1 伊計平良川線の早期整備に取り組むこと。