予算特別委員会



開会の日時、場所
 平成28年3月8日(火曜日)
 午後2時37分開会
 第7委員会室



出席委員
 委員長 渡久地   修君           
 副委員長 又 吉 清 義君           
 委  員 新 垣 良 俊君  仲 田 弘 毅君 
       新 垣 哲 司君  具 志 孝 助君 
       照 屋 大 河君  新 里 米 吉君 
       狩 俣 信 子さん 山 内 末 子さん
       赤 嶺    昇君  瑞慶覧   功君 
       吉 田 勝 廣君  前 島 明 男君 
       比 嘉 瑞 己君  當 間 盛 夫君 
       大 城 一 馬君  具志堅   徹君 
       新 垣 安 弘君
           


説明のため出席した者の職、氏名
 総務部長  平 敷 昭 人君
 


本日の委員会に付した事件
 1 甲第1号議案 平成28年度沖縄県一般会計予算
 2 甲第2号議案 平成28年度沖縄県農業改良資金特別会計予算
 3 甲第3号議案 平成28年度沖縄県小規模企業者等設備導入資金特別会計予算
 4 甲第4号議案 平成28年度沖縄県中小企業振興資金特別会計予算
 5 甲第5号議案 平成28年度沖縄県下地島空港特別会計予算
 6 甲第6号議案 平成28年度沖縄県母子父子寡婦福祉資金特別会計予算
 7 甲第7号議案 平成28年度沖縄県下水道事業特別会計予算
 8 甲第8号議案 平成28年度沖縄県所有者不明土地管理特別会計予算
 9 甲第9号議案 平成28年度沖縄県沿岸漁業改善資金特別会計予算
 10 甲第10号議案 平成28年度沖縄県中央卸売市場事業特別会計予算
 11 甲第11号議案 平成28年度沖縄県林業改善資金特別会計予算
 12 甲第12号議案 平成28年度沖縄県中城湾港(新港地区)臨海部土地造成事業特別会計予算
 13 甲第13号議案 平成28年度沖縄県宜野湾港整備事業特別会計予算
 14 甲第14号議案 平成28年度沖縄県国際物流拠点産業集積地域那覇地区特別会計予算
 15 甲第15号議案 平成28年度沖縄県産業振興基金特別会計予算
 16 甲第16号議案 平成28年度沖縄県中城湾港(新港地区)整備事業特別会計予算
 17 甲第17号議案 平成28年度沖縄県中城湾港マリン・タウン特別会計予算
 18 甲第18号議案 平成28年度沖縄県駐車場事業特別会計予算
 19 甲第19号議案 平成28年度沖縄県中城湾港(泡瀬地区)臨海部土地造成事業特別会計予算
 20 甲第20号議案 平成28年度沖縄県公債管理特別会計予算
 21 甲第21号議案 平成28年度沖縄県病院事業会計予算
 22 甲第22号議案 平成28年度沖縄県水道事業会計予算
 23 甲第23号議案 平成28年度沖縄県工業用水道事業会計予算

○渡久地修委員長 ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
 甲第1号議案から甲第23号議案までの23件を一括して議題といたします。
 本日の説明員として、総務部長の出席を求めております。
 まず初めに、総務部長から予算の概要説明を聴取いたします。
 平敷昭人総務部長。

○平敷昭人総務部長 ただいま議題となりました、甲第1号議案から甲第23号議案の予算議案につきまして、平成28年度沖縄県一般会計予算を中心にその概要を御説明申し上げます。
 なお、甲第2号議案から甲第23号議案までの特別会計及び公営企業会計予算につきましては、常任委員会において各部局長からそれぞれ詳細を説明することとなっております。
 予算の内容説明に入ります前に、平成28年度一般会計当初予算編成の基本的な考え方について御説明申し上げます。
 平成28年度は、沖縄21世紀ビジョン基本計画の中間年であり、同計画で掲げた諸施策について、これまでの取り組みの成果を踏まえ、残された課題に対応するとともに、沖縄振興をさらに加速させるための取り組みを力強く推進していく重要な年であります。
 このため、平成28年度予算については、沖縄の持つ優位性と潜在力を生かした施策を戦略的に展開するとともに、沖縄県PDCA及び沖縄振興交付金事業の評価の反映等により、一つ一つの施策・事業の効率性や実効性の向上に取り組むことを基本的な考え方とし、予算を編成したところであります。
 それでは、平成28年度当初予算の内容につきまして、お手元にお配りしております平成28年度当初予算説明資料(2月定例県議会)により、御説明申し上げます。
 1ページをお願いいたします。
 平成28年度予算の規模でありますが、一般会計は7541億5600万円で、前年度に比べ76億5900万円、1.0%の増となっております。
 特別会計は、農業改良資金特別会計など19会計の合計で1055億9428万円となっており、前年度に比べ6億9049万9000円、0.6%の減となっております。
 公営企業会計は、病院事業など3会計の合計で1165億8438万8000円となっており、前年度に比べ81億3985万7000円、7.5%の増となっております。
 全ての会計を合計した平成28年度の予算額は9763億3466万8000円で、前年度に比べ151億835万8000円、1.6%の増となっております。
 2ページをお願いいたします。
 一般会計の歳入予算を款別に前年度と比較しております。
 その主なものについて、御説明申し上げます。
 1、県税は1173億4600万円で、景気拡大や税制改正の平年度化による法人事業税や地方消費税の増などにより、123億円、11.7%の増となっております。
 2、地方消費税清算金は469億5801万6000円で、税制改正の平年度化などにより、68億1842万9000円、17.0%の増となっております。
 3、地方譲与税は199億5093万8000円で、地方財政計画や前年度実績等を勘案して、13億5209万2000円、6.3%の減となっております。
 6、地方交付税は2065億5000万円で、国の地方財政対策の動向等を勘案し、9億円、0.4%の減となっております。
 9、使用料及び手数料は150億3386万2000円で、全日制高等学校授業料の増などにより、19億2138万8000円、14.7%の増となっております。
 10、国庫支出金は2327億1335万8000円で、前年度とほぼ同額となっております。
 13、繰入金は273億5678万5000円で、財政調整基金からの繰入金の減などにより、95億6972万7000円、25.9%の減となっております。
 15、諸収入は265億7584万2000円で、都市モノレル建設に係る那覇市及び浦添市からの受託金の増などにより、26億4388万2000円、11.0%の増となっております。
 16、県債は576億2410万円で、臨時財政対策債の減などにより、27億1410万円、4.5%の減となっております。
 3ページをお願いいたします。
 歳入予算を自主財源と依存財源に区分しております。
 まず、自主財源は2367億221万4000円で、県税や地方消費税清算金の増などにより、5.6%の増となっております。
 自主財源の構成比は31.4%で、前年度の構成比と比べ1.4ポイントの増となっております。
 次に、依存財源は5174億5378万6000円で、地方譲与税や県債の減などにより、0.9%の減となっております。
 4ページをお願いいたします。
 歳入予算を特定財源と一般財源に区分しております。
 後ほどごらんください。
 5ページをお願いいたします。
 一般会計の歳出予算を款別に前年度と比較しております。
 その主なものについて、御説明申し上げます。
 1、議会費は14億5087万4000円で、議会敷地内の国有財産購入費の増などにより、7.1%の増となっております。
 2、総務費は753億5804万2000円で、総合行政情報通信ネットワーク高度化事業の減などにより、1.9%の減となっております。
 3、民生費は1062億8263万5000円で、介護基盤整備等基金事業や障害者介護給付費等事業費など社会保障関係費の増などにより、0.3%の増となっております。
 4、衛生費は332億8025万8000円で、衛生環境研究所施設整備事業の減などにより、9.1%の減となっております。
 5、労働費は39億2836万3000円で、総合就業支援拠点機能強化事業の減などにより、3.7%の減となっております。
 6、農林水産業費は594億7194万1000円で、家畜衛生試験場移転整備事業や農村漁村活性化対策整備事業の増などにより、4.2%の増となっております。
 7、商工費は444億3362万円で、大型MICE受入環境整備事業や航空機整備基地整備事業の増などにより、2.4%の増となっております。
 8、土木費は1063億116万2000円で、都市モノレール受託事業費や南ぬ島国際観光戦略拠点整備事業の増などにより、1.1%の増となっております。
 9、警察費は330億6770万7000円で、交通安全施設整備事業の増などにより、0.6%の増となっております。
 10、教育費は1637億2220万3000円で、就学支援金等支出事業の増などにより、0.4%の増となっております。
 13、諸支出金は528億6907万8000円で、地方消費税清算金及び交付金の増などにより、19.2%の増となっております。
 6ページをお願いいたします。
 歳出予算を部局別に前年度と比較したものであります。
 部局別の予算概要につきましては、各部局の予算審査の際に、担当部局長から説明いたしますので、ここでの説明は割愛させていただきます。
 7ページをお願いいたします。
 歳出予算を性質別に前年度と比較しております。
 まず、義務的経費は2945億5815万9000円で、0.1%の増となっております。
 このうち、扶助費は307億815万円で、就学支援金等支出事業の増などにより、3.7%の増となっております。
 公債費は703億7206万6000円で、金利の低下傾向に伴う長期債利子の減などにより、2.5%の減となっております。
 次に、投資的経費は1797億8913万2000円で、1.4%の減となっております。
 このうち、普通建設事業費の補助事業費は、1591億1974万円で、大型MICE施設整備に向けた経費の増などにより、1.5%の増となっております。
 単独事業費は172億832万4000円で、衛生環境研究所の施設整備費の減などにより、22.5%の減となっております。
 次に、その他の経費は2798億870万9000円で、3.7%の増となっております。
 このうち、補助費等は2089億6319万3000円で、地方消費税清算金等の増などにより、4.2%の増となっております。
 8ページをお願いいたします。
 8ページから59ページまでは、歳入歳出予算の科目別の説明であります。
 後ほどごらんください。
 60ページをお願いいたします。
 60ページから62ページまでは、債務負担行為となっております。
 私立学校等教育振興費など44件について、債務負担行為を設定するものであります。
 63ページをお願いいたします。
 地方債については、沖縄県消防学校施設等整備事業などの財源として、合計576億2410万円を発行する予定であります。
 64ページをお願いいたします。
 消費税率引き上げに伴う地方消費税の増収分が充てられる社会保障施策に要する経費となっております。
 本表は、税率引き上げの趣旨を踏まえ、引き上げ分について、その使途を明確化するため、平成26年度より作成し明示しているところであります。
 平成28年度の本県の引き上げ分の地方消費税収は94.8億円であり、その全額を社会福祉、社会保険、保健衛生といった社会保障施策のための財源として充当しております。
 66ページをお願いいたします。
 66ページは、農業改良資金特別会計など、19会計の歳入歳出予算額を、前年度と比較したものであります。
 67ページをお願いいたします。
 67ページから69ページまでは、病院事業会計など3つの公営企業会計の予算となっております。
 特別会計及び公営企業会計予算の事業内容等につきましては、各部局の予算審査の際に、担当部局長から説明いたしますので、ここでの説明は割愛させていただきます。
 以上で、平成28年度一般会計予算等の概要説明とさせていただきます。

○渡久地修委員長 総務部長の概要説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 なお、本日の委員会は、平成28年度当初予算の概要を聞く場となっておりますので、ただいまの総務部長の説明に対しては、確認や総括的な質疑等を行っていただき、詳細については、各常任委員会に調査依頼をしておりますので、常任委員会において質疑されるようお願いいたします。
 総務部長も答弁できる範囲での対応をお願いいたします。
 質疑はありませんか。

   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)

○渡久地修委員長 質疑なしと認めます。
 以上で、予算の概要説明に対する質疑を終結いたします。
 休憩いたします。

   (休憩中に執行部退席)

○渡久地修委員長 再開いたします。
 次回は、3月16日 水曜日 午前10時から委員会を開きます。
 本日の委員会は、これをもって散会いたします。
   午後2時58分散会







沖縄県議会委員会条例第27条第1項の規定によりここに署名する。