開会の日時、場所
年月日 平成29年3月8日(水曜日)
開 会 午前10時23分
散 会 午前10時38分
場 所 第7委員会室
______________________________________________________________________________
本日の委員会に付した事件
1 甲第1号議案 平成29年度沖縄県一般会計予算
2 甲第2号議案 平成29年度沖縄県農業改良資金特別会計予算
3 甲第3号議案 平成29年度沖縄県小規模企業者等設備導入資金特別会計予算
4 甲第4号議案 平成29年度沖縄県中小企業振興資金特別会計予算
5 甲第5号議案 平成29年度沖縄県下地島空港特別会計予算
6 甲第6号議案 平成29年度沖縄県母子父子寡婦福祉資金特別会計予算
7 甲第7号議案 平成29年度沖縄県下水道事業特別会計予算
8 甲第8号議案 平成29年度沖縄県所有者不明土地管理特別会計予算
9 甲第9号議案 平成29年度沖縄県沿岸漁業改善資金特別会計予算
10 甲第10号議案 平成29年度沖縄県中央卸売市場事業特別会計予算
11 甲第11号議案 平成29年度沖縄県林業・木材産業改善資金特別会計予算
12 甲第12号議案 平成29年度沖縄県中城湾港(新港地区)臨海部土地造成事業特別会計予算
13 甲第13号議案 平成29年度沖縄県宜野湾港整備事業特別会計予算
14 甲第14号議案 平成29年度沖縄県国際物流拠点産業集積地域那覇地区特別会計予算
15 甲第15号議案 平成29年度沖縄県産業振興基金特別会計予算
16 甲第16号議案 平成29年度沖縄県中城湾港(新港地区)整備事業特別会計予算
17 甲第17号議案 平成29年度沖縄県中城湾港マリン・タウン特別会計予算
18 甲第18号議案 平成29年度沖縄県駐車場事業特別会計予算
19 甲第19号議案 平成29年度沖縄県中城湾港(泡瀬地区)臨海部土地造成事業特別会計予算
20 甲第20号議案 平成29年度沖縄県公債管理特別会計予算
21 甲第21号議案 平成29年度沖縄県病院事業会計予算
22 甲第22号議案 平成29年度沖縄県水道事業会計予算
23 甲第23号議案 平成29年度沖縄県工業用水道事業会計予算
_______________________________________________________________________________
出席委員
委 員 長 西 銘 純 恵さん
副委員長 仲宗根 悟君
委 員 座 波 一君 山 川 典 二君
花 城 大 輔君 島 袋 大君
中 川 京 貴君 翁 長 政 俊君
次呂久 成 崇君 宮 城 一 郎君
崎 山 嗣 幸君 比 嘉 京 子さん
親 川 敬君 新 垣 光 栄君
上 原 正 次君 玉 城 武 光君
金 城 泰 邦君 金 城 勉君
大 城 憲 幸君
_______________________________________________________________________________
説明のため出席した者の職、氏名
総務部長 金 城 武君
_______________________________________________________________________________
○西銘純恵委員長 ただいまから、予算特別委員会を開会いたします。
甲第1号議案から甲第23号議案までの予算23件についてを一括して議題といたします。
本日の説明員として、総務部長の出席を求めております。
それでは、総務部長から予算の概要説明を聴取いたします。
金城武総務部長。
○金城武総務部長 ただいま議題となりました、甲第1号議案から甲第23号議案の予算議案のうち、甲第1号議案平成29年度沖縄県一般会計予算を中心に、その概要を御説明申し上げます。
なお、甲第2号議案から甲第23号議案までの特別会計並びに公営企業会計予算につきましては、所管の各常任委員会におきまして、担当部局長より概要を御説明いたします。
資料説明に入る前に、予算編成の考え方について御説明します。
平成29年度は、沖縄21世紀ビジョン基本計画の後期計画期間がスタートする重要な年であります。
平成29年度当初予算は、沖縄の優位性と潜在力を生かした施策展開と、沖縄21世紀ビジョン中間評価の反映、及び第7次沖縄県行財政改革プランの推進により、各施策の効率性と実効性の向上を図る基本的考え方を踏まえて、編成いたしました。
それでは、お手元の平成29年度当初予算説明資料(2月定例県議会)によりまして、予算の概要を御説明申し上げます。
1ページをお願いします。
予算の規模でございますが、一般会計の総額は7354億4300万円、前年度に比べ187億1300万円、2.5%の減となっております。
特別会計につきましては、農業改良資金特別会計など19会計の合計が1183億7539万9000円、前年度に比べ127億8111万9000円、12.1%の増となっております。
公営企業会計につきましては、病院事業など3会計の合計が1191億6345万7000円となっており、前年度に比べ25億7906万9000円、2.2%の増となっております。
全ての会計を合計した平成29年度予算額は9729億8185万6000円で、前年度に比べ33億5281万2000円、0.3%の減となっております。
2ページをお願いします。
一般会計の歳入予算を款別に前年度と比較したものです。主なものについて、御説明申し上げます。
1の県税は1190億5100万円で、景気拡大による法人事業税や法人県民税の増などにより、17億500万円、1.5%の増となっております。
2の地方消費税清算金は436億4986万円で、清算基準の見直しや前年度実績等を勘案して、33億815万6000円、7.0%の減となっております。
3の地方譲与税は206億277万7000円で、地方財政計画や前年度実績等を勘案して、6億5183万9000円、3.3%の増となっております。
6の地方交付税は2065億5000万円で、国の地方財政対策の動向等を勘案して、前年同額となっております。
10の国庫支出金は2084億4328万1000円で、沖縄振興交付金の減等により、242億7007万7000円、10.4%の減となっております。
13の繰入金は302億3712万6000円で、減債基金からの繰入金の増などにより、28億8034万1000円、10.5%の増となっております。
15の諸収入は311億9734万7000円で、貸付金元利収入の増などにより、46億2150万5000円、17.4%の増となっております。
16の県債は563億1190万円で、大型MICE受入環境整備事業の減などにより、13億1220万円、2.3%の減となっております。
3ページをお願いします。
歳入予算を自主財源と依存財源に区分したものです。
まず、自主財源は2428億7514万2000円で、県税の増などにより、2.6%の増となっております。自主財源の構成比は33.0%で、前年度の構成比と比べ1.6ポイントの増となっております。
次に、依存財源は4925億6785万8000円で、国庫支出金や県債の減などにより、4.8%の減となっております。
4ページをお願いします。
歳入予算を特定財源と一般財源に区分したものです。後ほどごらんください。
5ページをお願いします。
一般会計の歳出予算を款別に前年度と比較したものです。主なものについて、御説明申し上げます。
1の議会費は13億5663万8000円で、前年度計上した議会敷地内の国有財産購入費の減などにより、6.5%の減となっております。
2の総務費は659億8712万9000円で、市町村に交付する沖縄振興特別推進交付金の減などにより、12.4%の減となっております。
3の民生費は1131億1782万3000円で、社会保障関係費の増などにより、6.4%の増となっております。
4の衛生費は349億6327万4000円で、公共関与事業推進費の増などにより、4.7%の増となっております。
5の労働費は38億8550万3000円で、緊急雇用創出事業臨時特例基金活用事業の減などにより、1.1%の減となっております。
6の農林水産業費は563億446万7000円で、含蜜糖振興対策事業費の減などにより、5.2%の減となっております。
7の商工費は379億4381万6000円で、沖縄空手会館建設事業の終了や、大型MICE受入環境整備事業の減などにより、14.6%の減となっております。
8の土木費は965億9594万1000円で、沖縄振興公共投資交付金の減などにより、9.1%の減となっております。
9の警察費は336億6880万9000円で、糸満警察署新庁舎建設事業の増などにより、1.8%の増となっております。
10の教育費は1636億503万9000円で、沖縄振興「知の拠点」整備施設整備事業の減などにより、0.1%の減となっております。
12の公債費は750億873万2000円で、公債管理特別会計繰出金の増などにより、6.6%の増となっております。
13の諸支出金は493億5165万4000円で、地方消費税清算金及び交付金の減などにより、6.7%の減となっております。
6ページをお願いします。
歳出予算を部局別に前年度と比較したものであります。部局別の概要につきましては、各常任委員会において担当部局長から説明いたしますので、こちらでの説明は割愛させていただきます。
7ページをお願いします。
歳出予算を性質別に前年度と比較したものです。
まず、義務的経費は3025億6610万5000円で、2.7%の増となっております。このうち、扶助費は318億7493万5000円で、精神障害者自立支援医療費の増などにより、3.8%の増となっております。公債費は749億8923万8000円で、先ほど御説明した公債管理特別会計繰出金の増などにより、6.6%の増となっております。
次に、投資的経費は1579億7012万4000円で、12.1%の減となっております。このうち、普通建設事業費の補助事業費は1394億8342万5000円で、離島地区情報通信基盤整備推進事業の終了や大型MICE受入環境整備事業の減などにより、12.3%の減となっております。また、単独事業費は147億3408万3000円で、離島空路確保対策事業費の減などにより、14.4%の減となっております。
次に、その他の経費は2749億677万1000円で、1.8%の減となっております。このうち、補助費等は2034億3034万9000円で、先ほど御説明した地方消費税清算金及び交付金の減などにより、2.6%の減となっております。
8ページをお願いします。
8ページから59ページにかけては、歳入歳出予算を科目別に説明したものであります。後ほどごらんください。
60ページをお願いします。
60ページから63ページにかけては、債務負担行為を示したものであります。電子自治体推進事業費など46件について、債務負担行為を設定することとしております。
64ページをお願いします。
64ページは、地方債について、その目的や限度額等を示したものであります。災害対策拠点整備事業などの財源として、合計563億1190万円を発行することとしております。
65ページをお願いします。
65ページから66ページにかけては、地方消費税の増収分が充てられる社会保障施策に要する経費を示したものであります。平成29年度における社会福祉、社会保険、保健衛生などの社会保障施策に要する経費は、総額1252億4000万円で、引き上げ分の地方消費税収88億8000万円については、その全額を社会保障施策の財源として活用することとしております。
67ページをお願いします。
67ページは、農業改良資金特別会計など19の特別会計の歳入歳出予算額を、前年度と比較したものであります。
68ページをお願いします。
68ページから70ページにかけては、病院事業など3つの公営企業会計の予算となっております。
特別会計及び公営企業会計予算の事業内容等につきましては、各常任委員会において担当部局長から説明いたしますので、こちらでの説明は割愛させていただきます。
当初予算の概要説明は、以上でございます。
○西銘純恵委員長 総務部長の概要説明は終わりました。
これより、甲第1号議案から甲第23号議案までに対する質疑を行います。
なお、本日の委員会は、平成29年度予算の概要説明を聞く場となっております。
ただいまの説明に対しては、総括的な質疑を行っていただき、詳細な質疑については、調査を依頼する予定である所管の常任委員会において行われるようお願いいたします。
また、総務部長も答弁できる範囲での対応をお願いいたします。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○西銘純恵委員長 質疑なしと認めます。
以上で、予算の概要説明に対する質疑を終結いたします。
休憩いたします。
(休憩中に、執行部退席)
○西銘純恵委員長 再開いたします。
平成29年度予算については、この後、所管の常任委員会に、それぞれ調査を依頼することにしております。
調査終了後、各常任委員長からの予算調査報告書の提出を受けて、所要の審査を行うことにしておりますので、各委員におかれては対応方よろしくお願いいたします。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
次回は、3月16日 木曜日 午前10時から委員会を開きます。
委員の皆さん、大変御苦労さまでした。
本日の委員会は、これをもって散会いたします。
沖縄県議会委員会条例第27条第1項の規定によりここに署名する。