平成11年(1999年) 第 5回 沖縄県議会(定例会)
第 2号 7月 2日
警察本部長(井上美昭)
 

 サミット決定に伴う準備体制について一括してお答え申し上げます。
 警備体制については、御指摘の国際テロやサミット粉砕を標榜する極左暴力集団の動向など今後の国内外の情勢を視野に入れ、各国要人の日程、関連行事及び宿舎等関連施設の状況を見きわめながら検討していくことになります。
 なお、過去の東京サミットや大阪APECの警備でも警視庁や大阪府警で1万人規模の部隊の応援を得て警備に当たっていると承知しております。
 今回の沖縄サミット警備につきましても、全国警察の応援が必要であると考えており、このため部隊宿舎について現在ホテル等の宿泊施設のほか、公共施設の利用、仮設(プレハブ)等での対応を検討しております。
 県警では、県民生活の安全と平穏の確保を図りつつ、サミット開催時における警備の万全が期せるよう御指摘の自衛隊を含め関係機関との連携を密にして種々諸準備を進めております。
 以上でございます。

 
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