平成27年(2015年) 第 7回 沖縄県議会(定例会)
第 6号 10月 5日
土木建築部長(末吉幸満)
 

 ギンバル訓練場跡地の海洋環境整備事業についての御質問の中で、県の海岸整備事業への取り組みについてお答えします。
 金武町は、ギンバル訓練場跡地利用について、健康と癒やしが実現できるリゾート地を目指し、ギンバル訓練場跡地利用計画を策定し、野球場、リハビリ関係施設、医療施設、人工ビーチ等の整備や民間のホテル誘致を計画しております。
 県においては、当該利用計画に基づき、町で整備する緑地や道路と連携し、人工ビーチの整備を行うこととしております。今年度、予備設計及び環境調査を実施し、平成28年度の事業化に向け、関係機関と調整を行っているところであります。
 同じくギンバル訓練場跡地の海洋環境整備事業についての御質問の中で、金武町との連携についてお答えします。
 県では、ギンバル訓練場跡地の海岸整備事業について、町の意見を踏まえながら、養浜を含めた海岸施設の整備計画を作成しているところであります。また、町においては、海没地や漁業協同組合等利害関係者の同意取りつけや地元関係者の意見集約を行っているところであります。
 今後とも、町と連携を密にし、早期整備、完成に向け、取り組んでいきたいと考えております。
 次に、漢那・中川線整備事業に関する質問の中で、漢那・中川線整備事業の進捗状況についてお答えします。
 漢那・中川線については、現在、計画検討している(仮称)宜野座横断道路の一部区間であると認識しております。宜野座横断道路については、漢那交差点から中川地区までの区間を過年度にルート検討の調査を行っております。また、現在、中川地区から恩納村喜瀬武原までの米軍基地内を通過する区間について、ルート調査等の実施に向け、検討しているところであります。
 当該道路については、米軍基地内を通過することから、宜野座村や金武町と連携し、関係機関と調整を行っていきたいと考えております。
 以上でございます。

 
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