平成23年(2011年) 第 6回 沖縄県議会(定例会)
第 4号 9月29日
文化観光スポーツ部長(平田大一)
 

 議員御質問の、浦添市内の場外舟券発売場の設置問題についての中の、場外舟券発売場に対する対策についての御質問にお答えいたします。
 場外舟券発売場につきましては、モーターボート競走法に基づき国土交通省が所管をしており、設置については大臣の許可が必要となっております。また、設置許可の申請に係る手続においては、「当該場外発売場の所在する市町村の自治会の同意」や、「市町村の長の同意及び市町村の議会が反対を議決していないこと」などを証明する書類が必要とされております。そのため、設置等に関し県が直接関与する立場にはありませんが、本件について浦添市に確認をしたところ、現時点において情報収集を行っている段階であり、県としましては、今後ともその推移を見守っていきたいと考えております。
 次に、競輪、競馬、競艇の場外券発売場設置に係る動きについてとの質問にお答えいたします。
 1998年(平成10年)以降、競輪については南城市、競馬については豊見城市、競艇については那覇市及び浦添市において、場外券売り場の設置の動きがあったとの報道などにより承知をしているところでありますが、県内における競輪、競馬、競艇などの場外券売り場の設置や、組織的に推進している団体等について、沖縄県は所管をしていないため把握をしておりません。
 同じく浦添市内の場外舟券発売場設置問題についての中の、場外舟券発売場に対する対策についてお答えいたします。
 場外舟券発売場の設置許可申請については、国土交通省通知により「当該場外発売場の所在する市町村の自治会の同意、市町村の長の同意及び市町村の議会が反対を議決していないこと」が必要とされております。そのため、県としましては場外発売場の設置について、基本的には所在する市町村において判断するべきものであると認識をしております。
 以上でございます。

 
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