平成22年(2010年) 第 4回 沖縄県議会(定例会)
第 7号 10月 5日
福祉保健部長(奥村啓子)
 

 福祉・医療行政についての御質問の中の、全国長者番付で全国2位となった要因についてお答えします。
 ことし100歳以上の人口比率が全国1位となった島根県においては、100歳以上高齢者が増加し、総人口も減少した結果、100歳以上の比率が大幅に上昇しております。
 一方で、本県の100歳以上高齢者数の状況を昨年と比較すると、928人から922人と6人減少し、総人口は増加したことから、100歳以上の人口比率が低下する結果となっております。また、これまで増加を続けてきた新100歳数も、男女とも昨年に比べ減少しております。
 その要因等については、今後分析を進めていきたいと考えております。また、壮年期以降の死亡率が全国より高い傾向があることから、若い世代からの健康づくりが重要と考えており、関係機関と連携を図りながら県民一体の健康づくりを推進してまいります。
 次に、「福寿うちな~運動」への県の関与と支援策についてお答えします。
 全国健康保険協会沖縄支部が実施している「福寿うちな~運動」は、ウオーキングの実践を中心とした健康づくり活動を展開しております。
 平成21年度における当該協会沖縄支部への加入者は、県内の全医療保険加入者の42%を占め、その取り組みが県全体に与える影響は大きいものがあります。県では、当該事業の推進のため設置されている「福寿うちな~推進協議会」に委員を派遣しているところであり、同協会との連携を図りながら健康づくり対策を推進してまいります。
 以上でございます。

 
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