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平成14年(2002年) 第 3回 沖縄県議会(定例会)
第 3号 6月20日
教育長(津嘉山朝祥)
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児童買春に係る教職員の不祥事についての御質問にお答えをいたします。
昨日の午後、児童買春で公立中学校の現職教員が逮捕をされるという一報に接し、愕然とし強い憤りを禁じ得ませんでした。
本来、生徒を指導育成し模範となるべき立場の現職教師による不祥事の発生は、県民に対し教職員全体の信用失墜や教育への不信の念を抱かせ極めて遺憾であります。教職員の綱紀の粛正及び服務規律の確保につきましては、かねてから機会あるごとに注意を喚起してきたところでございます。
言うまでもなく、教職員は児童生徒の全人格的発達を促すという責務のほか、全体の奉仕者として公務に従事するという職責の特殊性から教育公務員としての自覚と厳正な行動が求められているところであります。
県教育委員会といたしましては、教職員の服務規律の確保に向けて文書による通知及び「県教育長緊急メッセージ」を発出をし、教育のプロとして信頼される教師を目指して教師の職務への一層の自覚を促してきたところであります。また、すべての公立学校に人権ガイドブック等を配布をし、校内研修を通して教師としての使命と責任、服務のあり方の指導を徹底をしてまいりました。
なお、本件につきましては、速やかに事実関係を詳細に把握をし厳正に対処するとともに、今後、教職員一人一人がその職責を一層自覚し、全体の奉仕者として職務に専念するよう指導のあり方を総点検をし、徹底した指導に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
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