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平成12年(2000年) 第 4回 沖縄県議会(定例会)
第 5号 12月12日
金城 勉
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こんにちは。
通告に従って一般質問をさせていただきます。
まず第1点目、薬物汚染についてお尋ねをいたします。
近年、覚せい剤や麻薬、シンナーなど薬物汚染の広がりが大変大きな社会問題になっております。暴力団の資金源となり、乱用者も女性や青少年にも浸透してきて人格が破壊されたり、犯罪に走ったりと家庭や社会をむしばむ大変危険な状況だと報道されております。
そこで質問いたします。
(1)、県内で乱用されている薬物にはどんな種類があるか。また人体への影響がどのように出てくるのか。
(2)、現在、最も多く乱用され危険なものは何か。また覚せい剤など薬物乱用の結果起こった事件にどういうものがあるか。
(3)、薬物乱用がなくならない理由は何か。
(4)、近年5年間の薬物乱用、特に覚せい剤事件の検挙者数と押収量はどうなっているか。また他府県と比較して本県の状況はどうか。
(5)、覚せい剤などの薬物汚染を防止するため県警や教育委員会はどのような取り組みをしているか。特に暴力団対策や青少年への被害防止策について御説明をお願いいたします。
(6)、今後、薬物根絶のためには何が必要と考えるか。
(7)、県議会として協力できることはないか。
2番目に、IT革命に対応した電子自治体の推進についてお伺いをいたします。
近年、情報通信技術(IT)の飛躍的発展を背景として、行政においても情報化への取り組みが緊急の課題として叫ばれています。政府は、2003年度までに電子政府の基盤を構築するという方針を示しています。それを受けて沖縄県として各市町村も含めて早急な取り組みが必要になってくると思います。
そこで質問いたします。
(1)、国における電子政府の実現に向けた取り組みを踏まえ、県としてIT革命に対応していくための課題をどのように考えているか。
(2)、県として電子自治体への基本計画をどのように策定するか。
(3)、情報通信技術の発展と企業活動の国際化により電子商取引が拡大している。それに伴って各種証明書や申請、届け出など住民ニーズに対応するため地方自治体における情報化施策も早急に要求されるが、各市町村との連携なども含めてどのように取り組んでいくのか。
(4)、情報化の進展に伴って地域間の情報格差、世代間の情報格差などの課題が予想されますが、どのように対応するのか。
(5)、情報化を進めていく上で利便性をもたらす一方、ハッカーやコンピューターウイルスなど不正行為によるデータ破壊や個人情報の外部流出などが懸念されます。コンピューターセキュリティー対策や個人情報保護対策をどのように考えるか。
(6)、これらの情報化施策を推進するときの予算措置はどうなるのか。
3、市町村合併についてお尋ねします。
今日、私たちの日常生活圏はますます拡大し、介護保険やごみ問題、消防行政など住民が必要とするサービスも多様化しています。また厳しい財政状況の中で効率的行政運営が求められており、さらに地方分権の流れを円滑に進めていく上でも行財政基盤の強化が叫ばれています。このような時代の要請に適切に対応していくために市町村の連携や合併が叫ばれております。
そこで質問いたします。
(1)、県が進めている市町村合併の推進のための要綱策定の進捗状況はどうか。
(2)、昭和48年に市町村合併計画を策定していますが、実現したのは旧コザ市と旧美里村が合併してできた沖縄市だけであります。それ以外に実績が出ていないのはなぜか。
(3)、今後、合併の実効を上げるためにはどのように取り組んでいくのか。
次4点目、沖縄市東部海浜開発計画についてお伺いいたします。
(1)、12月4日、埋立申請が出されております。今後、認可までの手順とスケジュールはどうなるのか。また着工までの見通しについてもお伺いいたします。
(2)、環境保護が心配されています。対策はどのように考えているのか。
次5、基地問題についてお伺いいたします。
(1)、嘉手納基地爆音被害の公平補償問題を平成13年度の稲嶺県政の重点施策の中に明記すべきだと思うのですが、知事の所見をお伺いいたします。
(2)、基地内道路の共同使用についての見通しをお伺いいたします。
6と7については割愛いたします。
よろしくお願いします。
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