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平成20年(2008年) 第 1回 沖縄県議会(定例会)
第 7号 2月26日
前田 政明
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私は、発言通告に基づいて一般質問を行います。
知事の基本姿勢について。
1、米海兵隊員による少女暴行事件について質問します。
2月10日午後10時半過ぎ、米海兵隊員が女子中学生に暴行を働くという許しがたい事件が起こりました。14歳の少女が屈強な海兵隊員に車で連れ回され、追い詰められたときの恐怖、思春期の多感な時期に負った深い傷、少女のこれからの人生を思うと本当に心が痛みます。
(1)、米海兵隊員による少女暴行事件について、知事の見解を問うものです。
(2)、米軍犯罪の実態と海兵隊員の犯罪の実態について問うものです。
(3)、凶悪な事件を繰り返す海兵隊について、知事の認識と見解を問うものです。
(4)、米軍犯罪の温床となっている米軍基地の撤去、とりわけ海兵隊の撤去が米軍犯罪をなくす前提ではないか。
(5)、今回の少女暴行事件が普天間基地の移設問題について影響はないと思うとの見解を述べたことについて、知事の明快な見解を問う。
(6)、米国在日大使と米軍司令官に対する知事の対応について、知事の見解を問う。
(7)、今回の事件は、イラク等で戦争中の米兵が住民の中でともに生活している危険性を示した。米軍兵士の基地外居住の実態と今後の対応について問う。
(8)、少女暴行事件に抗議する県民大会の開催について、知事の見解を問うものです。
(9)、辺野古での米兵による事件について説明してください。
2、米軍への思いやり行政について質問します。
(1)、日本は米国の同盟国で最も気前よく米軍の駐留のために米軍駐留関係予算を出しています。米軍への思いやり予算のこれまでの総額は幾らですか。
(2)、思いやり予算の具体的な内容について、住宅、電気、水道、教育施設、米軍娯楽施設等具体的に説明してください。
(3)、嘉手納基地などの県内米軍基地の米軍住宅の水道光熱費の負担状況について説明してください。
(4)、自動車税の軽減について、県民と比較して具体的に説明してください。
(5)、日本政府の負担の米軍駐留費の米兵1人当たりの金額と、思いやり予算の米軍1人当たり金額について説明してください。
(6)、福祉関係予算の自然増削減2200億円に匹敵する米軍優遇の思いやり予算は廃止して、国民の暮らしを守ることに充てることを国に求めるべきではありませんか。知事の見解を問うものです。
3、日米地位協定について質問します。
米軍優遇の日米地位協定の抜本的な見直しが必要です。知事の見解を問うものです。
4、米軍再編について質問します。
(1)、米軍再編は、古くなった米軍基地を日本国民の税金で最新鋭の基地を提供し、自衛隊と米軍の一体化を進め、米国の世界戦略に組み込まれる危険な実態が日々明らかにされています。国民と県民を人権と安全を守る立場からも米軍再編に反対すべきではないか、知事の見解を問うものです。
(2)、キャンプ・ハンセンでの米軍と自衛隊の共同使用、共同訓練に反対すべきではありませんか。
(3)、米国領土のグアムの米軍基地・海兵隊基地建設等の米軍再編の3兆円の負担はやめて、国民の暮らしを守るために国民の税金を使うべきではありませんか。
(4)、嘉手納基地以南の米軍基地の返還についての具体的な内容について説明してください。
普天間基地問題について質問します。
1、環境影響評価について。
(1)、防衛省の今回の方法書は、沖縄県環境影響評価審査会において審査するに足る内容が不十分であり、審査困難との声が上がっている。県としても、方法書は具体性に欠け、審査が困難だと考えていると述べていた。しかし、環境評価については、防衛省から追加説明を受け現在調整中である。防衛省が知事意見を踏まえて速やかに対応していることは評価しているとの趣旨の見解について知事の見解を問うものです。
(2)、沖縄県環境影響評価審査会の環境影響評価を審議し、方法書の再実施、手続のやり直しを求めたが、知事意見において、答申より内容を緩やかにした理由について知事の見解を問うものです。
(3)、普天間基地の移設である移設先の図面というものがどんな機能が考えられているのか内容を確認したいとの趣旨の答弁が11月定例議会でありました。現在の普天間基地の機能にない新たな基地機能が強化されています。新基地建設に反対すべきではないですか、知事の見解を問うものです。
(4)、可能な限り沖合に移動してもらいたいとの知事の主張を具体的に説明してください。
2、普天間飛行場の3年閉鎖問題について質問します。
(1)、普天間飛行場の危険性の除去に向けての取り組みが現時点での最大限の措置である――石破防衛大臣――との対応とのこと、騒音被害などの実態はどうなっていますか。
(2)、普天間基地の3年閉鎖問題についての公約は破綻したことを認めるべきではありませんか。
教科書検定問題について質問します。
(1)、文部科学省並びに教科書検定調査審議会は、昨年12月26日、教科書会社6社から提出されていた日本史教科書8点の沖縄戦記述に関する訂正申請について審議会結果を発表し、文部科学大臣もその内容を承認しました。その内容は、県民大会決議に示された沖縄県民の総意と言える検定意見の撤回並びに記述の回復という願いをかたくなに拒否したものでした。県民大会の決議の実現のためにさらに県民ぐるみの運動が求められています。高校歴史教科書の訂正申請の教科書検定について、知事、教育長の見解と対応を問うものです。
(2)、県教育委員会が沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」への軍の強制を示した教科書を使う授業の指導事例集を作成し、新学期までに各高校に配布とのことですが、教育長の見解と対応の説明をお願いします。
教育行政について。
1、30人学級について質問します。
30人以下学級の実現についての今年度の具体的な対応と今後の事業計画について、具体的に説明してください。
2、沖縄県立盲学校について質問します。
(1)、沖縄盲学校の役割について説明してください。
(2)、沖縄盲学校を併設型の特別支援学校ではなく単独型の視覚特別支援学校とすることについて、当局の見解と対応を問うものです。
(3)、「沖縄盲学校の未来を考える会」の署名活動への教育委員会の不当な介入は許されません。見解を問うものです。
3、珊瑚舎スコーレ夜間中学校について質問します。
珊瑚舎スコーレ夜間中学校の事業についての認識と支援について、当局の見解と対応を問うものです。
卒業生の卒業認定、中学校卒業証書の授与について、当局の見解と対応を説明してください。
福祉保健行政について質問します。
1、後期高齢者医療制度について。
(1)、高齢者への新たな負担と差別医療をもたらす後期高齢者医療制度について、具体的に説明してください。
(2)、世界にも例のない年齢差別、75歳による差別の医療制度であり、高齢者と国民に新たな負担を押しつける後期高齢者医療制度は、中止・撤回すべきではありませんか。当局の見解を問うものです。
2、保育行政について質問します。
(1)、待機児童の現状と対応について、当局の見解と対応を問うものです。
3、認可外保育園の充実について質問します。
(1)、認可外保育所に入所している保育に欠ける児童の状況についてと、公的保育を実質的に担う認可外保育所の役割について、当局の見解と対応を問うものです。
(2)、認可外保育所の子育て支援事業の役割について、当局の見解を問うものです。
(3)、認可化促進事業について、今後の事業計画の内容について説明してください。
(4)、給食費補助について具体的に説明してください。
4、学童保育所事業(放課後児童クラブ)について質問します。
(1)、学童保育所・学童クラブ実態調査の結果から見えてきた課題は何ですか、当局の見解と対応を問うものです。
(2)、71名以上の大規模学童保育・児童クラブの対応について、当局の見解と対応を問うものです。
5、乳幼児・児童医療助成制度の充実について質問します。
(1)、適用年齢の拡大について、(2)、所得制限の撤廃について、(3)、現物給付制度の実現について、当局の見解と対応を問うものです。
6、県立浦添看護学校について質問します。
(1)、県立浦添看護学校の事業内容とこれまでの役割について説明してください。
(2)、県立浦添看護学校の役割を継続し、存続することを県議会は全会一致で求めてまいりました。民間移譲は中止すべきであります。当局の見解と対応を問うものです。
県立病院事業について質問します。
1、県立病院事業の役割について。
(1)、県立病院事業の赤字の要因について説明してください。
(2)、県民の命を守る県立病院の医療体系を守り発展させることが必要です。不採算部門を担う県立病院事業においては、一般会計からの必要な繰り入れが求められています。全国の公立病院の繰入額との比較について当局の見解と対応を問うものです。
2、県立病院事業への繰り入れについて質問します。
(1)、八重山病院、宮古病院の特地勤務手当は一般会計から繰り入れるべきではありませんか。
(2)、民間病院の場合は必要としない本庁の議会対策等の人件費は繰り入れの対象にすべきではありませんか。当局の見解と対応を問うものです。
総務行政について質問します。
旭橋再開発株式会社への起債補助について質問します。
旭橋再開発株式会社への那覇市の起債による補助についての経過と、県の国への起債手続についての責任について問うものです。
都市計画行政について質問します。
農連市場地区防災街区整備事業について、当局の対応と見解を問うものです。
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