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平成23年(2011年) 第 6回 沖縄県議会(定例会)
第 5号 9月30日
文化観光スポーツ部長(平田大一)
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カジノエンターテインメント構想について、宮城島での意見交換会への県職員の参加についての質問にお答えいたします。
今回、宮城島で開催された意見交換会は、地域住民の方々を対象に、統合リゾートに関する意見交換を主な目的としまして、宮城島4地区自治会と統合リゾートについての地域住民の理解促進に取り組んでいる団体の共催で行われております。県におきましては、これまでもさまざまな機会を通じ、沖縄統合リゾートモデルや懸念事項に対する基本的な考え方などについて県民への説明を行ってきたところであり、今回もその一環として主催者の依頼に基づき担当職員を講師として派遣したものであります。
沖縄県としましては、国の「カジノを合法化し統合リゾートを導入する法律案」の動向等を踏まえつつ、今後とも県民のコンセンサスを前提として取り組みを進めてまいりたいと考えております。
カジノエンターテインメントとIR・MICE事業の違いについてとの問いにお答えいたします。
いわゆる統合リゾート(Integrated Resort)を意味するIRとカジノ・エンターテインメントは、ほぼ同じ意味で使われており、だれもが楽しめるテーマパーク、劇場、シネマコンプレックス、ショッピング・グルメモール、スポーツ施設、国際会議場、ホテルなどにカジノを含んだ複合施設のことを意味するものとされております。また、MICE事業は、企業等の会議(Meeting)、報奨・研修旅行としてのInsentive、国際機関・学会等が行う国際会議(Convention)、見本市、展示会及びスポーツやコンサートなどのイベントの頭文字を称しMICEと呼び、県としましては、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントとして、沖縄らしいMICEの誘致に取り組んでいるところでございます。
次に、次年度以降の展開についてとの質問にお答えいたします。
統合リゾートに関する次年度以降の県の取り組みにつきましては、超党派の国際観光産業振興議員連盟、いわゆる「IR議連」における「カジノを合法化し統合リゾートを導入する法律案」の動向等を注視しつつ、引き続き「沖縄統合リゾートモデル」の県民への説明や意見交換会などを進め、県民のコンセンサスを図る上での判断に必要な情報等の周知に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
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20110605070120