平成11年(1999年) 第 7回 沖縄県議会(定例会)
第 4号 12月 9日
病院管理局長(古謝昇)
 

 宮古病院の新築移転について離島医療の拠点整備の視点から早急に検討委員会等を設置して取り組まれたいと考える、県の意見を聞きたいということでございます。
 お答えします。
 県立宮古病院は、一般医療を初め救急医療、離島・僻地医療等を担い地域住民の医療確保を図るとともに、医療水準の向上に努めながら公的医療機関としての役割を果たしてきました。
ところで、県立病院の整備に当たっては、各圏域における県立病院の機能、役割等のあり方を踏まえつつ、1つ目に、施設の老朽化や狭隘化の状況、2つ目に、経営健全化の進捗状況、3つ目に、建設資金確保やその償還の見通しなどについて十分に検討しなければならないと考えています。

 そのため、これらのことも踏まえ、県立宮古病院の移転新築に際しては宮古圏域の医療ニーズの多様化や地元の構想検討委員会による最終答申なども考慮に入れながら、検討委員会の設置を含めて総合的な観点から検討していきたいと考えています。
 以上でございます。

 
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