平成20年(2008年) 第 3回 沖縄県議会(定例会)
第 3号 9月26日
文化環境部長(知念建次)
 

 教育行政についての御質問で、アメラジアンスクール・イン・オキナワへの支援策についてお答えいたします。
 アメラジアンスクール・イン・オキナワでは、米軍人・軍属等と沖縄の女性との間に生まれた重国籍児が学んでいます。
 スクールに通学している児童生徒に対して、不登校等の原因となっている日本語の読み書き等を指導することにより、原籍校への円滑な復帰を図る目的で、県では平成13年度から財団法人おきなわ女性財団に委託して、毎年度2名の日本語等指導者を派遣しております。
 子供たちの日本語力の向上及び学籍校との連携等においては、日本語等指導者が大きな役割を果たしていることから、引き続き支援してまいりたいと考えております。
 次に、原油価格高騰に関する対策についての御質問で、追加支援対策についてお答えいたします。
 県においては、原油価格高騰による影響を最小限に抑制するために、7月22日に沖縄県原油価格高騰対策連絡会議を設置し、7月25日と9月5日の2次にわたり原油価格高騰に関する緊急対策を取りまとめ、ホームページ等により県民への周知を図っているところであります。
 また、現在、国において「安心実現のための緊急総合対策」で、各分野における原油価格高騰対策を含む総合対策を示しているところでございます。
 追加の支援策につきましては、国の「安心実現のための緊急総合対策」の具体的な内容が明らかになった段階で適切に対応してまいりたいと考えております。
 次に、同じく原油価格高騰に対する対策についての御質問で、生活全般での支援策についてお答えいたします。
 国は、8月29日に示した「安心実現のための緊急総合対策」で、第1の目標として「生活者の不安の解消」を掲げており、その中で、特別減税の実施や老齢福祉年金受給者等に対する臨時福祉特別給付金の支給実施等を検討することとしております。
 県としましては、今後、国の「安心実現のための緊急総合対策」の動向を見ながら、具体的な内容が明らかになった段階で適切に対応してまいりたいと考えております。
 以上です。

 
20080303100060