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平成24年(2012年) 第 8回 沖縄県議会(定例会)
第 5号 12月10日
知事公室長(又吉 進)
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お答えいたします。
この事件が起こるたびに県は日米両政府、あるいは米軍に対して、これは抗議と言っていいと思うんですが、申し入れ、要請ということをしているわけです。平成24年――ことしですが――8月18日に那覇市で米海兵隊によるわいせつ事件がございまして、このときには知事から総領事に対して、これはとても許せる話ではないと強い抗議を行いました。また、8月20日には私、知事公室長がG7――海兵隊ですけれども――部長及び地域調整官、事務所長に要請をしております。
また、平成24年10月16日、これは米海軍兵2人による暴行事件ですけれども、その発生した10月16日の翌日には知事が防衛大臣、外務副大臣、内閣官房長官、駐日米国大使に対して直接、これは頻発する米兵事件で米軍基地の維持が難しくなる、日米同盟を揺るがしかねないといった趣旨で抗議要請をしております。また、同事件に関しましては、与世田副知事が在日米国総領事館の首席領事及び在沖艦隊活動司令官に対し綱紀粛正を求めております。また、10月22日には知事訪米の際に、知事がキャンベル、リッパート両次官補に対して綱紀粛正、実効ある再発防止対策を求めております。
また、11月2日、読谷村において米空軍兵が住居侵入をした事件がございましたけれども、これにつきましては全国知事会でその日にその人権問題、子供や女性に対する考えられない事件であるということで、これは当時参加しておりました総理、防衛大臣に対して申し上げております。また、私が在沖米国総領事、沖縄防衛局長、外務省沖縄全権大使に対し遺憾の意を伝え、外出禁止令などの措置の状況についてしっかり説明をするよう求めたところでございます。また、基地対策課長も嘉手納の渉外部長に対して求めております。
さらに、11月18日ですけれども、那覇市において海兵隊員が住居侵入をして現行犯逮捕された事件につきましても、これは基地防災統括監でございましたが、在沖米国総領事、沖縄防衛局の管理部長、外務省沖縄事務所の副所長、在沖米海兵隊政務外交部長に対し同様の趣旨で再発防止を求めております。
おおむね以上のような状況でございます。
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