平成11年(1999年) 第 6回 沖縄県議会(定例会)
第 5号 10月 5日
土木建築部長(銘苅清一)
 

 県道24号線バイパス建設の進捗状況はどうなっているかについての御質問にお答えいたします。
 県道24号線は、北谷町の国道58号から沖縄市の国道330号とを結ぶ路線であり、将来の道路網計画においても西海岸と中城湾、沖縄市を連結する4車線の幹線道路として位置づけております。
 平成10年度に現道案とバイパス案について調査、検討した結果、地形的制約から現道を拡幅することが困難であるため、国道58号の北谷町謝苅入り口から北側約700メートルを起点とし、沖縄市山里の沖縄環状線を結ぶバイパス案としております。
 平成11年度は、同ルートの環境影響予測調査を行うとともに、国道58号取りつけ等について関係機関と協議を進める予定であります。
 平成12年度は、これらの調査結果等を踏まえ、都市計画決定に向けて住民説明会等の諸手続を進める予定であります。
 なお、都市計画決定後は、地元市町村等の協力を得ながら早期の事業化が図られるよう努めていきたいと考えております。
 それから浜比嘉島、宮城島それぞれの島における一周道路の計画についての御質問にお答えいたします。
 主要地方道伊計平良川線は、平安座島、宮城島、伊計島等の離島と本島を連絡し、島々の活性化を図ることを目的として整備を進めているところであります。
 宮城島におきましては、現在整備中の平安座から屋慶名区間の整備を完了した後に検討していく予定であります。
 また、与那城町平安座から浜比嘉大橋を経由し、勝連町比嘉に至る一般県道浜比嘉平安座線は本島との一体化を図り、離島苦を解消し地域の発展に寄与する路線として整備されております。
 宮城島、浜比嘉島の島内一周道路の整備につきましては、同島における開発計画や土地利用計画に基づいて町において検討されるものと理解しております。
 以上でございます。

 
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