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平成16年(2004年) 第 6回 沖縄県議会(定例会)
第 7号 12月13日
土木建築部長(末吉 哲)
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県道46号線を国道507号に格上げすること及び国道507号バイパスを国道330号おもろまち入り口まで延伸することの2件についてお答えいたします。
国道507号は、南部地域の主要都市である糸満市の字糸満を起点とし、重要港湾である那覇市字旭町の那覇港を終点とする総延長約26キロメ-トルの県知事管理の国道であります。当該道路の整備区間には南風原町の津嘉山北、東風平町の伊覇及び屋宜原などの土地区画整理事業があり、現在、これら事業と一体となって津嘉山バイパスとして延長約5.1キロメ-トルの整備を進めているところであります。また、東風平から具志頭区間の約4.3キロメ-トルについても南部地域からの強い要請があり、継続して事業化が図られるよう調査を実施しているところであります。県の国道507号に関する整備方針としては、現在、事業実施中の箇所の早期完成と、要請のある具志頭方面への延伸箇所の早期事業化に向けて取り組みの強化を図っていくことが重要であると考えております。
御提案の計画路線は、規格の高い主要幹線道路と想定されることから、沖縄県広域道路網計画の中で検討を要するものと考えております。
次に、南部東道路の早期事業化についてお答えいたします。
南部東道路は、延長約12キロメートルの地域高規格道路として平成9年度に調査区間の指定を受け、現在、整備区間指定に向けた調査を国と調整を行い実施しているところであります。その主な内容は、概略ルートを選定した区間について現道との取りつけなど技術的な検討を行い、予備設計に向けた地形測量などを実施しております。また、住民参加の方法についても南部振興会と連携し検討を進めているところであります。今後は、ルートや道路構造等について地域住民の合意形成が図られた後、整備区間指定を受け、事業化に向けた予備設計や環境影響評価などを実施していく予定であります。
次に、国道329号南風原バイパスの進捗状況等についてお答えいたします。
国直轄事業である国道329号南風原バイパスの延長2.8キロメ-トルの整備については、平成14年度から用地買収を行い、平成15年度に工事に着手しております。平成16年度には南風原町与那覇地内の延長約0.3キロメ-トルを暫定供用しております。また、残りの区間についてもル-トや工法等について地域住民と合意形成を図り整備促進するとのことであり、県としましても事業が早期に完成できるよう国に対し要望していきたいと考えております。
以上でございます。
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20040607070090