○議長(仲里利信) これより本日の会議を開きます。
日程に入ります前に報告いたします。
10月4日の会議において設置されました決算特別委員会の委員長から、同日の委員会において委員長に小渡亨君、副委員長に新垣良俊君を互選したとの報告がありました。
次に、昨日、安里進君外13人から、議員提出議案第1号北朝鮮による核実験実施に対し毅然とした対処等を求める意見書、議員提出議案第2号「飲酒運転撲滅」等に関する宣言決議、議員提出議案第3号台風13号関連被害に対する支援等を求める要請決議、砂川佳一君外11人から、議員提出議案第4号台湾漁船の取り締まり強化、軍事訓練区域の撤回及び専属経済海域暫定執法線の変更に関する意見書、吉田勝廣君外13人から、議員提出議案第5号認可保育所入所児と認可外保育施設入所児の格差是正に関する要請決議及び議員提出議案第6号「沖縄振興計画」に基づく認可外保育施設への支援措置を求める意見書の提出がありました。
その他の諸報告については、お手元に配付の文書により御了承願います。
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〔諸般の報告 巻末に掲載〕
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○議長(仲里利信) 日程第1 乙第1号議案から乙第6号議案までを議題といたします。
各議案に関し、委員長の報告を求めます。
総務企画委員長。
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〔委員会審査報告書(条例) 巻末に掲載〕
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〔総務企画委員長 安里 進君登壇〕
○総務企画委員長(安里 進) 最近、映画俳優になりました。「涙そうそう」の安里でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議題となりました乙第1号議案から乙第6号議案までの条例議案6件について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
委員会におきましては、総務部長及び企画部長の出席を求め慎重に審査を行ってまいりました。
以下、審査の過程における執行部の説明及び質疑の概要等について申し上げます。
まず、乙第1号議案沖縄県知事等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例は、知事の退職手当の額を全国最下位に引き下げるとともに、他の特別職についてもそれぞれ引き下げるため条例を改正するものである。
主な改正内容は、知事の退職手当の支給割合を100分の70から100分の50に引き下げ、支給額を4200万円から1200万円減額して3000万円とする。他の特別職についても同様に支給割合の見直し及び退職手当の額の減額を行い、特別職全体で退職手当の額を2700万円減額するとの説明がありました。
本案に関し、今回は1期4年の分だけ支払うのか、2期8年の分として3000万円の倍を支払うのかとの質疑がありました。
これに対し、知事の退職金は1期ごとに支払っており、今回の改正により1期4年の分として3000万円を支払うとの答弁がありました。
次に、乙第2号議案沖縄県特別職の秘書の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例は、特別職の秘書に係る退職手当の調整額に関する規定を整備するため条例を改正するものである。
主な改正内容は、特別職の秘書に係る退職手当の調整額として退職手当の基本額の100分の6に相当する額を支給するとの説明がありました。
本案に関し、今回特別職の秘書のみを改正する理由は何かとの質疑がありました。
これに対し、一般職員は4月1日付で既に改正されており、今回の改正は一般職員に見合う調整額にするためであるとの答弁がありました。
次に、乙第3号議案沖縄県長期継続契約を締結することができる契約を定める条例は、地方自治法施行令第167条の17の規定に基づき、「商慣習上複数年にわたり契約を締結することが一般的であるもの」等について、長期継続契約が締結できる契約を定めるため条例を制定するものであるとの説明がありました。
本案に関し、長期継続契約とは何年を想定しているのかとの質疑がありました。
これに対し、社会情勢の変化等により今後変更する可能性もあるが、指定管理者制度の指定期間が3年となっていることなどを勘案し、原則として3年を考えているとの答弁がありました。
次に、庁舎警備委託業務を長期契約する理由は何か、期待できる効果は何かとの質疑がありました。
これに対し、庁舎整備等の委託業務は毎年同様な業務内容であることから、複数年度の契約により入札・契約等の事務の合理化、人員の計画的な確保、コスト減などが期待できるとの答弁がありました。
そのほか、指名競争入札の選定基準、長期契約可能な「その他の管理」の範囲などについて質疑がありました。
次に、乙第4号議案沖縄県税条例の一部を改正する条例は、地方税法の一部が改正されたこと等に伴い、所要の改正を行うため条例を改正するものである。
改正の主な内容は、第1点目に、自動車税について、知事が収納の事務を委託したコンビニエンスストアで納付することができるようにする。
第2点目として、個人県民税の所得控除における損害保険料控除を廃止し、新たに地震保険料控除を設ける。
第3点目として、所得税から住民税への税源移譲に伴い、個人県民税所得割の税率を4%に一本化する。
第4点目として、税源移譲に伴う所得税と個人住民税の人的控除額の差に基づく負担増を調整する減額措置を設ける。
第5点目として、退職所得の分離課税に係る個人県民税所得割の税率を4%に一本化する。
第6点目として、所得税において、住宅ローン控除されるべき控除額に残額があるものについて、翌年度の個人住民税から控除する減額措置を設ける。
第7点目として、法人事業税の税率について、附則で定める特例措置を本則の税率とするとの説明がありました。
本案に関し、コンビニエンスストアでの自動車税納付開始時期はいつか、今後は滞納分もコンビニエンスストアで納付可能になるのかとの質疑がありました。
これに対し、今年度中にシステムの改修・試験運用を行い、平成19年5月の定期賦課からコンビニエンスストアでの収納を実施する予定である。一定期間の滞納分まではコンビニエンスストアで納付できるよう取り計らう予定であるとの答弁がありました。
次に、従来の個人県民税所得割の税率は幾らか、改正により幾らの増収を見込んでいるのかとの質疑がありました。
これに対し、従来は700万円以下が2%、700万円超えが3%である。改正による県分の増収額として129億円、市町村分として70億円をそれぞれ見込んでいるとの答弁がありました。
そのほか、委託可能なコンビニエンスストアの定義、法人事業税の税収額、事業所数、パチンコ等の業者数と納税額、景品交換所の店舗数、地震保険料控除新設のメリットなどについて質疑がありました。
次に、乙第5号議案県税の課税免除等の特例に関する条例の一部を改正する条例は、「中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律」等の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うため条例を改正するものである。
改正の主な内容は、法律の一部改正に伴い、引用する同法の名称を改めるほか、中心市街地における不動産取得税及び固定資産税に係る不均一課税に関する規定を整備するとの説明がありました。
本案に関し、不動産所得における不均一課税とは具体的にどのような場合にどう適用するのかとの質疑がありました。
これに対し、中心市街地の活性化を図るため商業基盤施設等一定の要件に該当する不動産を取得する場合、通常適用する4%の税率を0.4%に軽減するとの答弁がありました。
次に、不動産業者の中間登記省略への課税漏れはないか、今後どのように対応する考えかとの質疑がありました。
これに対し、従来は中間登記省略については、その実態が把握できなかったことから課税が困難であったが、電子申請制度の導入により中間登記省略がなくなるものと思われることから、今後は国及び市町村と連携し、課税漏れの解消に努めていきたいとの答弁がありました。
次に、乙第6号議案電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律施行条例の一部を改正する条例は、「電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律」の一部が改正され、申請者が電子署名を行ったことを確認できる者に、新たに司法書士や医師等が属する団体を団体署名検証者として加えることになったことに伴い、この団体署名検証者からも情報提供手数料を徴収することができるよう同法施行令条例を改正するものであるとの説明がありました。
本案に関し、だれが、どこに情報提供手数料を支払うのかとの質疑がありました。
これに対し、個人が電子申請を行う場合の本人確認については、指定認証機関が認証を行う必要がある。この指定認証機関に対して団体署名検証者が情報提供手数料として手数料を支払うとの答弁がありました。
次に、だれが認証を行うのか、他県ではどうかとの質疑がありました。
これに対し、県が認証を行うが、実際の認証業務は国の外郭団体で、指定認証機関である「ラスコム」に委任する。これは全国でも同様であるとの答弁がありました。
以上が委員会における質疑の概要でありますが、採決に先立ち、乙第4号議案について共産党所属委員から反対する旨の意見表明があり、採決の結果、乙第1号議案から乙第3号議案まで、乙第5号議案及び乙第6号議案の5件は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
乙第4号議案については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
乙第4号議案に対する討論の通告がありますので、順次発言を許します。
嘉陽宗儀君。
〔嘉陽宗儀君登壇〕
○嘉陽 宗儀 おはようございます。
私は、日本共産党県議団を代表し、乙第4号議案沖縄県税条例の一部を改正する条例に反対する討論を行います。
この議案は、自動車税に係る徴収金について、知事が収納の事務を委託した者に納付することができるようにすることが主になっています。
ところが、地方税法の一部が改正されたことに伴う所要の改正を行うためといってこっそり住民税の大増税が持ち込まれています。従来2%であった住民税が4%に引き上げられ、県分129億円、市町村民税70億円で、199億円の増税になります。
そもそもこの地方税法の改正は、構造改革の一環としての三位一体改革に基づくものです。三位一体改革は国から地方への財政支出の削減にこそ最大のねらいであることがいよいよ明確になってきました。補助負担金の削減の何割かを税源移譲し、交付税の見直し・縮小はそれとは別個に進めるというものになっています。
地方交付税など国から地方への財政支出を大幅に減らし、自治体の予算編成が困難になる事態さえもたらしています。その結果、今、全国で住民のための施策と地方自治が危うくされています。その結果、全国の自治体から抗議と批判の声が一斉に上がっています。
政府は、来年度以降も地方交付税と地方に対する義務的な負担金を削減すると言っています。そのかわりに国から地方に税源を移譲するのが三位一体の改革だと言っていましたが、今年度を見ても削られた合計は3兆9000億円、ふえた地方の税源は4500億円にすぎません。国の財政赤字を地方に押しつけるねらいがはっきりしました。この構造改革、三位一体の改革は我が国に格差社会と貧困の広がりをつくり出しました。
けさの新聞に、(資料を掲示) これです。「景気、いざなぎに並ぶ」という報道ですけれども、これは「戦後最長 来月で更新」と、経済財政担当大臣の月例経済報告に関する報道であります。この内容を見ますと、「今回の景気拡大は、米国や中国など海外の旺盛な需要に支えられ、堅調な業績が続く企業部門がけん引役。」、「ただ、高度経済成長期のいざなぎ景気と比べると、デフレの影響を受けながら企業がリストラを進めてきた景気拡大のため、回復の力強さは感じられない。」、「個人消費を「伸びが鈍化している」」と指摘し、企業の経常利益は大幅に伸びたが、労働者の賃金はマイナス1.9%も落ち込み、失業率も4倍にはね上がっている資料を提示しています。
この月例経済報告を見ただけでも、自民・公明政権の進めてきた構造改革が大企業が史上空前の利益を上げ、国際競争力をつけてきたが、その一方で、国民には年間3万人以上の自殺者が出るなど、貧困の広がりで国民を痛めつけてきたかが明瞭になってきました。
今回の県税条例の改正は、所得の低い県民を一層経済的に苦しめることになり、到底認めることはできないということを表明して討論とします。
○上原 章 おはようございます。
公明党県民会議の上原章でございます。
ただいま議題となりました乙第4号議案沖縄県税条例の一部を改正する条例に賛成する立場から討論を行います。
現在、国、地方とも極めて厳しい財政事情のもと、少子・高齢化の進展により今後もさらに多くの財源が必要になってくることが予想されます。その中で、国民が安心して暮らせる活力のある地域社会を効果的・効率的につくっていくためには、地方公共団体が行う各種施策について、みずからが決定し、みずからが責任を持つ体制を確立する必要があります。
このように、地方でできることは地方にという方針のもと進められている三位一体改革の一環として、平成18年度税制改正において国から地方への税源移譲が決定され、平成19年度から実施されることになりました。
現在の地方財政の状況を見ると、地方の歳入に占める地方税の収入の割合は、全国的には3分の1前後にとどまり、本県に至っては歳入の約15%になっており、地方の歳出規模と地方税の収入との乖離は国庫補助負担金や地方交付税など、国からの財源を受け入れることにより補てんせざるを得ない状況が続いています。
国と地方の歳出規模を比較しますと、おおむね4対6になっているのに対して、国民が納める税金の比率は国税が6に対して地方は4と逆転しています。
このような地方における歳出規模と地方税収入との乖離をできる限り縮小するという観点に立って、地方税の充実確保を図ることこそが真の地方分権を推進し、地方自治の確立を図るためには重要であり、そのためにも国から地方への税源移譲は必要であります。
本格的な税源移譲を実施するに当たっての基本的考え方は、所得税から個人住民税への恒久的措置としておおむね3兆円の本格的な税源移譲を行い、その際、個々の納税者の税負担が極力変わらないよう配慮することであります。
具体的には、個人住民税は応益性や偏在度の縮小といった観点を踏まえ、所得割の税率を10%にフラット化し、所得税においては所得再分配機能が適切に発揮されるよう最高税率を40%、最低税率を5%に設定し、より累進的な税率構造にするものであります。
今回、本定例会に提出されました沖縄県税条例の一部を改正する条例の内容は、三位一体改革に伴う税源移譲により個人県民税所得割の税率を現行の2または3%から4%に一本化するものであります。
一方、国の所得税においては、最低税率を5%に設定するなどの税率改正が行われており、個々の納税者の所得税と個人住民税の合計の負担額は税率改定前後において変わることがないため、県民に負担を押しつけるものではないと考えております。
よって、乙第4号議案沖縄県税条例の一部を改正する条例については、原案のとおり賛成いたします。
議員各位の御賛同よろしくお願いいたします。
○議長(仲里利信) 以上で通告による討論は終わりました。
これをもって討論を終結いたします。
休憩いたします。
午前10時24分休憩
午前10時24分再開
○議長(仲里利信) 再開いたします。
これより乙第1号議案から乙第6号議案までの採決に入ります。
議題のうち、まず乙第1号議案から乙第3号議案まで、乙第5号議案及び乙第6号議案の5件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
ただいまの議案5件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、乙第1号議案から乙第3号議案まで、乙第5号議案及び乙第6号議案は、原案のとおり可決されました。
――――――――――――――
○議長(仲里利信) 次に、乙第4号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仲里利信) 起立多数であります。
よって、乙第4号議案は、委員長の報告のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第2 乙第9号議案を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
経済労働委員長。
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〔委員会審査報告書(条例) 巻末に掲載〕
――――――――――――――
〔経済労働委員長 砂川佳一君登壇〕
○経済労働委員長(砂川佳一) ただいま議題となりました乙第9号議案の条例議案1件について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
委員会におきましては、農林水産部長の出席を求め慎重に審査を行ってまいりました。
以下、審査の過程における執行部の説明及び質疑の概要等について申し上げます。
乙第9号議案沖縄県立農業大学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、沖縄県立農業大学校の養成部門に修業期間1年の短期養成科を新たに設置するとともに、授業料の額を年額5万5800円から8万3700円に改めて適正化を図るため条例を改正するものであるとの説明がありました。
本案に関し、沖縄県立農業大学校改革プラン策定の目的と内容は何かとの質疑がありました。
これに対し、沖縄県立農業大学校改革プランを策定する目的は、近年低下しつつある本大学校卒業生の就農率の向上並びに農業の担い手育成における役割の拡大を図るためであり、主な内容は、実習時間を54%から68%にふやすこと、1年制課程を設けること、年齢制限を35歳から60歳までに拡大し門戸を広げることなどであり、就農率を上げるための機能の見直しに係る施策を盛り込んでいるとの説明がありました。
次に、授業料改定の経緯はどうか、値上げは何年ぶりか、値上げの根拠は何かとの質疑がありました。
これに対し、昭和54年度の農業大学校の設立以来24年間にわたり授業料を徴収しなかったが、平成16年度から徴収することとなり、今回が初めての改定となる。
改定に当たっては、県立高等学校や他県の農業大学校の授業料の状況と沖縄県使用料及び手数料等の改正の動向などを目安にしたとの答弁がありました。
そのほか、授業料の滞納の状況、免除制度の有無、市町村との連携の必要性、今後の沖縄県農林行政のあり方に関する検討の必要性、地域の指導者の育成問題と現状、定員及び定員割れの状況と理由などについて質疑がありました。
以上が委員会における質疑の概要でありますが、採決の結果、乙第9号議案は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
休憩いたします。
午前10時29分休憩
午前10時29分再開
○議長(仲里利信) 再開いたします。
これより乙第9号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仲里利信) 起立多数であります。
よって、乙第9号議案は、委員長の報告のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第3 乙第13号議案及び乙第14号議案を議題といたします。
各議案に関し、委員長の報告を求めます。
文教厚生委員長。
――――――――――――――
〔委員会審査報告書(条例) 巻末に掲載〕
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〔文教厚生委員長 前島明男君登壇〕
○文教厚生委員長(前島明男) おはようございます。
ただいま議題となりました乙第13号議案及び乙第14号議案の条例議案2件について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
委員会におきましては、教育長の出席を求め慎重に審査を行ってまいりました。
以下、審査の過程における執行部の説明及び質疑の概要等について申し上げます。
まず、乙第13号議案沖縄県立高等学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例は、沖縄県立与勝緑が丘中学校の平成19年度の開校に伴い、入学考査料2200円及び証明手数料200円の徴収根拠を定めるため条例を改正するものであるとの説明がありました。
本案に関し、入学考査料の金額はどのようにして決定したのか、全国の状況はどうなっているのかとの質疑がありました。
これに対し、入学考査料は、入学者決定に要する人件費や事務経費として徴収するものであり、積算したところ5707円要する見込みである。併設型の中高一貫校を設けている20都府県のうち17都府県で2200円となっていること及び県立高校の入学考査料と同額にした方がよいと判断したことから2200円に設定したものであるとの答弁がありました。
次に、中学校は義務教育であり、入学手続の経費は無償とすべきではないかとの質疑がありました。
これに対し、学校教育法第6条で授業料の徴収は禁止されているが、入学考査に伴う事務手数料は、受益者負担の観点から徴収できることになっているとの答弁がありました。
そのほか、県民所得に応じた入学考査料のあり方、減額した場合の歳入への影響額、中高一貫校設置の目的などについて質疑がありました。
次に、乙第14号議案沖縄県立奥武山総合運動場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、奥武山総合運動場の体育施設のうち奥武山野球場を廃止するため条例を改正するものであるとの説明がありました。
本案に関し、那覇市への運営主体の変更により、野球場使用について支障は生じないのかとの質疑がありました。
これに対し、運営主体の変更に伴い、那覇市と締結する覚書の中で、県が主催または共催する大会等について優先的な施設使用と使用料の減免に配慮するとされていることから、今後の使用に支障は生じないものと考えているとの答弁がありました。
そのほか、那覇市への移管に至る経緯、野球場以外の施設移管の見込み、条例提案の手続における疑問点、移管後の名称、施設整備の補助割合、敷地処分の方法、野球場の完成年度、駐車場整備の内容、インターハイとの関連などについて質疑がありました。
以上が委員会における質疑の概要でありますが、採決の結果、乙第13号議案及び乙第14号議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより乙第13号議案及び乙第14号議案の2件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
ただいまの議案2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、乙第13号議案及び乙第14号議案は、原案のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第4 乙第10号議案及び乙第11号議案を議題といたします。
各議案に関し、委員長の報告を求めます。
土木委員長。
――――――――――――――
〔委員会審査報告書(条例) 巻末に掲載〕
――――――――――――――
〔土木委員長 小渡 亨君登壇〕
○土木委員長(小渡 亨) おはようございます。
土木委員長の小渡亨でございます。
ただいま議題となりました乙第10号議案及び乙第11号議案の条例議案2件について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
委員会におきましては、土木建築部長の出席を求め慎重に審査を行ってまいりました。
以下、審査の過程における執行部の説明及び質疑の概要等について申し上げます。
まず、乙第10号議案沖縄県自動車駐車場駐車料金徴収条例の一部を改正する条例は、県民広場地下駐車場の管理を指定管理者に行わせるため条例を改正するものであるとの説明がありました。
本案に関し、地下駐車場は現在どこが管理しているのか、駐車台数や収入額は幾らかとの質疑がありました。
これに対し、地下駐車場の駐車料金の徴収及び清掃等の管理は、現在、那覇市シルバー人材センターに委託している。平成17年度の1日当たりの平均駐車台数は511台で、料金収入は約1億300万円であるとの答弁がありました。
そのほか、指定管理者制度の導入前と導入後のコストの比較などについて質疑がありました。
次に、乙第11号議案沖縄県港湾管理条例の一部を改正する条例は、中城湾港(西原与那原地区)に設置する西原マリンパークの管理を指定管理者に行わせるため条例を改正するものであるとの説明がありました。
本案に関し、西原マリンパークを初めとする県管理ビーチにおける水難事故防止のための安全管理についてどう対応しているか。万一、事故が発生した場合の責任の分担はどうなるのかとの質疑がありました。
これに対し、県管理の各ビーチでは常時複数の監視員を設置するなどして安全管理に努めている。指定管理者制度を導入したビーチにおいても同様である。
なお、県と指定管理者で締結する基本協定書で施設の管理責任を明記しており、両者で連携しながら安全管理に万全を期しているが、万一、事故が発生した場合は双方で協議しながら対応していきたいとの答弁がありました。
そのほか、駐車場、シャワー室等の料金の見込み、利用料金制の導入に伴う収入と指定管理者の運営費との関係、指定管理者の自主事業の内容、さきに指定管理者制度を導入した宜野湾港マリーナ等県管理港湾の管理状況などについて質疑がありました。
以上が委員会における質疑の概要でありますが、採決の結果、乙第10号議案及び乙第11号議案の2件は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
休憩いたします。
午前10時40分休憩
午前10時41分再開
○議長(仲里利信) 再開いたします。
これより乙第10号議案及び乙第11号議案の2件を一括して採決いたします。
各議案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
お諮りいたします。
ただいまの議案2件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仲里利信) 起立多数であります。
よって、乙第10号議案及び乙第11号議案は、委員長の報告のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第5 乙第19号議案を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
総務企画委員長。
――――――――――――――
〔委員会審査報告書(議決事件) 巻末に掲載〕
――――――――――――――
〔総務企画委員長 安里 進君登壇〕
○総務企画委員長(安里 進) ただいま議題となりました乙第19号議案の同意議案1件について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
委員会におきましては、総務部長の出席を求め慎重に審査を行ってまいりました。
以下、審査の過程における執行部の説明及び質疑の概要等について申し上げます。
まず、乙第19号議案「沖縄県収用委員会予備委員の任命について」は、沖縄県収用委員会予備委員の2人が平成18年10月26日で任期満了することに伴い、その後任を任命するため、土地収用法第52条第3項の規定により議会の同意を求めるものである。
収用委員会予備委員は、土地収用法第52条の規定により、法律、経済または行政に関してすぐれた経験と知識を有し、公共の福祉に関し公正に判断できる者のうちから、知事が議会の同意を得て任命するものである。
提案した大城郁寛氏及び金城嘉明氏は、ともに再任をお願いしたいとの説明がありました。
以上が委員会における説明の概要でありますが、採決の結果、乙第19号議案については、全会一致をもってこれに同意すべきものと決定いたしました。
以上、審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより乙第19号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、乙第19号議案は、これに同意することに決定いたしました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第6 乙第15号議案を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
文教厚生委員長。
――――――――――――――
〔委員会審査報告書(議決事件) 巻末に掲載〕
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〔文教厚生委員長 前島明男君登壇〕
○文教厚生委員長(前島明男) ただいま議題となりました乙第15号議案の議決議案1件について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
委員会におきましては、福祉保健部長の出席を求め慎重に審査を行ってまいりました。
以下、審査の過程における執行部の説明及び質疑の概要等について申し上げます。
まず、乙第15号議案「財産の取得について」は、抗インフルエンザウイルス薬(商品名タミフル)の取得について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものである。
契約の相手方は中外製薬株式会社、契約金額は1億2689万400円、購入数量は56万カプセルであるとの説明がありました。
本案に関し、タミフルの服用で奇異な行動が発生したという報告があるようだが、これに対し厚生労働省はどのような判断を示しているのかとの質疑がありました。
これに対し、タミフル服用者の転落事故等の報告があるが、厚生労働省は検討の結果、薬との因果関係は認められないこと及びインフルエンザ脳症に起因する可能性があることから、タミフルの服用そのものには問題はないと判断しているとの答弁がありました。
以上が委員会における質疑の概要でありますが、採決の結果、乙第15号議案は、全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上、審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより乙第15号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、乙第15号議案は、委員長の報告のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第7 乙第16号議案から乙第18号議案までを議題といたします。
各議案に関し、委員長の報告を求めます。
土木委員長。
――――――――――――――
〔委員会審査報告書(議決事件) 巻末に掲載〕
――――――――――――――
〔土木委員長 小渡 亨君登壇〕
○土木委員長(小渡 亨) ただいま議題となりました乙第16号議案から乙第18号議案までの議決議案3件について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
委員会におきましては、土木建築部長の出席を求め慎重に審査を行ってまいりました。
以下、審査の過程における執行部の説明及び質疑の概要等について申し上げます。
まず、乙第16号議案「財産の取得について」は、北大東空港に配備する空港用化学消防自動車1台の取得について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものである。
取得予定価格は1億4385万円で、契約の相手方は帝国繊維株式会社であるとの説明がありました。
本案に関し、空港用化学消防自動車の設置根拠及び目的は何か、これまで使用していたものはどうするのか、今後他の空港でも取得するのかとの質疑がありました。
これに対し、化学消防自動車は国土交通省の整備基準に基づき、消防力を強化して航空機の不測の事故等に備えることを目的として設置している。北大東空港に新たに設置するとともに、現在、同空港にある消防自動車を波照間空港に移設することにより、県管理空港における設置はほぼ完了するとの答弁がありました。
そのほか、化学消防自動車の耐用年数、防衛庁関連予算の活用策、発注の方法、離島航空路線の廃止と空港の維持管理との関係などについて質疑がありました。
次に、乙第17号議案「土地の処分について」は、中城湾港(西原与那原地区)臨海部土地造成事業により造成した土地を住宅用地と業務施設用地として沖縄県町村土地開発公社へ売却することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものである。
処分面積は7万7699.93平方メートルで、処分予定価格は26億3791万2623円であるとの説明がありました。
本案に関し、最近、首都圏から移住するため中城湾港・西原与那原地区の土地を購入したいとの動きがある。同地区の土地造成事業の目的は地元の方々に良質な土地を提供することだと思うが、県の考えはどうかとの質疑がありました。
これに対し、首都圏等からの移住については、団塊の世代の人々が定年退職後、各地方に住居を求めるなど全国的な動きであると承知している。
中城湾港・西原与那原地区内においては、地元の方々が利用できるよう、地元自治体と連携しながら国道や県道等のインフラの整備を進め、交通の利便性を高めるとともに、住宅用地や業務施設用地など、当該地区の魅力の向上に努めているとの答弁がありました。
そのほか、地域の人口フレーム等を勘案した総合計画及び全庁的な取り組みの必要性などについて質疑がありました。
次に、乙第18号議案「訴えの提起について」は、県営住宅に入居する長期家賃滞納者に対し、建物の明け渡しと滞納家賃の支払いを求める訴えを提起するため、地方自治法第96条第1項の規定により議会の議決を求めるものである。
訴えの対象者は286件、317名であるとの説明がありました。
本案に関し、これまでの訴えによる効果はどうかとの質疑がありました。
これに対し、昭和62年度から平成14年度までの間、884件の訴えの提起の議決があったが、その後に支払いのあったケースを除いて616件の訴訟を行った。訴訟後の状況は、自主退去が171件、強制執行が264件、全額支払いが181件である。
平成16年度は222件の議決に対し123件、平成17年度は192件の議決に対し101件の提訴をそれぞれ行った。近年では、議会の議決後、訴訟を行うまでに約半数程度の方が全額支払いを行っている状況であるとの答弁がありました。
そのほか、日常的な家賃の徴収体制、指定管理者の対応、退去した人のその後の住宅状況などについて質疑がありました。
以上が委員会における質疑の概要でありますが、採決の結果、乙第16号議案から乙第18号議案までの3件は、全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上、審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより乙第16号議案から乙第18号議案までの3件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
ただいまの議案3件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、乙第16号議案から乙第18号議案までは、委員長の報告のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第8 甲第1号議案を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
総務企画委員長。
――――――――――――――
〔委員会審査報告書(予算) 巻末に掲載〕
――――――――――――――
〔総務企画委員長 安里 進君登壇〕
○総務企画委員長(安里 進) ただいま議題となりました甲第1号議案の予算議案1件について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
委員会におきましては、総務部長の出席を求め慎重に審査を行ってまいりました。
以下、審査の過程における執行部の説明及び質疑の概要等について申し上げます。
甲第1号議案平成18年度沖縄県一般会計補正予算(第1号)は、沖縄特別振興対策調整費や災害の発生に伴う経費、当初予算成立後の事情変更により既決予算での対応が困難で緊急に予算措置を必要とする事業について補正予算を編成するものである。
補正予算総額は、歳入及び歳出ともに42億7270万5000円で、これを既決予算額5957億9900万円に加えると、改予算額は6000億7170万5000円となる。
補正予算の財源内訳は、国庫支出金22億4253万9000円、県債3億3400万円、その他の特定財源14億1306万1000円及び一般財源2億8310万5000円である。
補正の主な事業内容は、那覇市が実施する旧軍飛行場用地問題解決促進のための委託調査への支援費、自動車税コンビニエンスストア収納導入のためのシステム開発費、亜熱帯生物資源を活用した産業の創出促進費、水質測定機器の整備費、沖縄県保健医療計画策定費、埋没農薬に係る低コスト処理技術実証経費、高付加価値観光戦略の推進方策調査費、中城村安里地区緊急地すべり対策費、博物館新館・美術館建設事業費、運転免許試験場コース改修費などであるとの説明がありました。
本案に関し、旭橋都市再開発事業の本年度の事業内容及び保留床の処分見通しはどうかとの質疑がありました。
これに対し、本年度は土地所有権の新たな利用権者への移動、既存建物の旭橋都市再開発株式会社への保存登記、既存建物の取り壊し工事等を行う予定である。南地区の保留床は100%処分できる見込みであるとの答弁がありました。
次に、自動車税の収納をコンビニエンスストアに委託するメリットは何かとの質疑がありました。
これに対し、自動車税コンビニエンスストア収納の導入に伴い、現年度分の徴収率の向上、督促や催告等の業務の軽減、滞納解消業務への集中的な人員配置、滞納件数の減少等を図ることが可能となり、全体の徴収率向上につなげることができると考えているとの答弁がありました。
そのほか、地すべり防止区域と危険箇所の違い、中城村安里地区地すべり対策事業の進捗状況と今後の見通し、景観整備事業・都市再生事業・防災林造成事業の内容、旭橋都市再開発株式会社への那覇市の監査結果に対する県の考え、工事続行不能業者の事前審査状況、環境監視基準の内容と監視箇所の選定方法、自動車税滞納に対する差し押さえの状況などについて質疑がありました。
以上が委員会における質疑の概要でありますが、採決に先立ち、甲第1号議案については共産党所属委員から反対する旨の意見表明があり、採決の結果、甲第1号議案は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
本案に対する討論の通告がありますので、順次発言を許します。
嘉陽宗儀君。
〔嘉陽宗儀君登壇〕
○嘉陽 宗儀 私は、甲第1号議案平成18年度沖縄県一般会計補正予算に関する反対討論を行います。
この補正予算案は、普通建設事業費など必要な予算もありますが、投資及び出資金の中で地域開発推進費として旭橋都市再開発株式会社への出資金として450万円が計上されております。我が党はこれまでも旭橋都市再開発事業に対して反対の態度を表明してきました。
この事業は、沖縄県と那覇市がそれぞれ26億円を補助助成する事業であります。それだけに公費の使途は公平公正で客観的かつ合理的な公益性を持たなければなりません。そして事業の執行についても適切な管理・監督が求められます。
那覇市はこの事業について監査を実施し、監査委員公表として問題点を分析し、4つの項目について重要な指摘を行っています。
1、検査マニュアル等の策定について、2、公益上の必要性や行政効果について、3、実績報告書等による補助事業の履行確認について、4、会計処理業務の状況について。
検査マニュアル等の策定については、形式的な事業の結果のチェックだけでは同事業の検査体制としては不十分であり、再開発事業の計画から実施に至るまで取締役会議の議事録の点検などを含めて、より深度のある検査が必要である。
したがって、再開発事業全体の検査方法を検討し、チェックリストによる検査マニュアル等を策定するなどして検査体制を充実させることにより沖縄県とも共同しながら、行政としての適切な管理・監督をしていただきたいとしています。
公益上の必要性や行政効果については、公益上の必要性や行政効果の予測としてモノレール利用客の増加、市税等の増収、事業所がふえることによる雇用の拡大が図れるとしているが、それを予測したのは旭橋都市再開発株式会社であり、那覇市の都市再開発課においてはその内容の精度を担保する検証がなされなかったと厳しく指摘しています。
公益上の必要性や行政効果の根拠が明確でない中での補助事業のあり方を再検討すべきだと考えます。
実績報告書等による補助事業の履行確認については、補助団体の予算・決算報告書等により確認すべきでありますが、その検査も行われていないと行政の怠慢を指摘しています。
会計処理業務の状況については、監査役と会計処理業務委託先の税理士事務所所長が同一人となっており、会計経理の管理体制上から好ましくないので、会計処理業務と監査業務の相互牽引機能が働くような適切な運用管理体制の見直しをしていただきたいとそのずさんな実態も指摘しています。
私は、当然に沖縄県としても地方自治法第232条の「普通地方公共団体は、その公益上必要がある場合においては、寄附又は補助をすることができる。」という法的根拠に基づくこの事業は、厳格に補助金の執行についても監査をしていると思っていたら、委員会での質疑でずさんな実態が明らかになりました。
那覇市が監査を受けて、指摘された事案の改善を市議会で取り組む姿勢を明らかにしていますが、沖縄県は現地検査の結果、適正と認めると補助金の交付を行っています。
また、事業の推進と到達点を見ても、保留床の43%が処分されず未解決になっていたり、事業者がいまだ未確定であるなど、事業の成功する見通しも立てられない事態であることがわかりました。
したがって、こういうような状況の中で新たな出資を行うという議案には反対であります。
○新垣 良俊 おはようございます。
ただいま議題となっております甲第1号議案平成18年度沖縄県一般会計補正予算(第1号)について、原案に賛成する立場から討論を行います。
今回の補正予算は、災害の対策に要する経費、沖縄特別振興対策調整費及び当初予算成立後の事情変更により、既決予算での対応が困難で緊急に予算措置を必要とする経費について所要額を計上するものであり、限られた財源を緊急かつ重要な施策に的確に対応する予算であると評価いたします。
具体的には、まず補正予算の約8割を占める土木費のうち、河川海岸費は6月の集中豪雨により中城村安里地区において発生した大規模な地すべり災害に係る再発防止工事や南城市伊原地区において発生した土砂崩壊災害に係る砂防工事を行うものであり、県民の生命財産を守る観点から補正予算による緊急な対応が求められるものであります。
同じく土木費の都市計画費は、沖縄都市モノレール株式会社が行う車庫用地買収に係る借入金の一括償還の財源として、沖縄県道路整備・都市モノレール建設基金を取り崩し、無利子貸し付けを行うものであり、沖縄都市モノレール株式会社の経営の健全化に資するものと評価します。
そのほか、主なものを申し上げますと、徴税費は自動車税のコンビニ収納導入に伴う徴税システムの開発等に要する経費を計上しており、県民の利便性の向上と県税収入の確保の観点から評価するものであります。
企画費は、亜熱帯生物資源を活用した新産業創出のための仕組みづくり等に要する経費を計上しており、本県産業の振興に資するものと評価するものであります。
また、このうちの地域開発推進費455万円は、旭橋都市再開発株式会社に対し、事業の適正な推進を図る観点から出資を行うものであります。
旭橋都市再開発事業については、沖縄振興計画の民間主導による都市の再開発に基づく重要な事業であります。進捗状況としては、先行工区において今年度内の建物取り壊しに向けての事業が順調に進んでおり、残りの工区についても旭橋再開発株式会社により早期着工に向け鋭意取り組まれているところであり、より一層の事業の推進を期待したいと思います。
那覇市監査委員による指摘事項については、旭橋都市再開発株式会社において既に是正が図られていると聞いております。また、会計検査院による実施検査や県の定期監査も行われており、特に問題はないものと考えます。
今後とも、旭橋都市再開発事業の推進に向けて県は再開発会社、国、那覇市と協調して取り組んでいくこととしており、今回の補正予算の計上は適正であると考えます。
そのほか、全国身体障害者スポーツ大会への団体競技派遣費、沖縄県保健医療計画策定に係る基礎調査費、沖縄特別振興対策調整費により宮古島市や伊是名村などのモデル整備地区において防災林の造成事業を行うための経費や離島・僻地の児童生徒の学力向上に資するための「美ら島e―net(遠隔学習)システム」の構築に要する経費など、緊急かつ重要な事業について予算を計上しており、評価するものであります。
以上、甲第1号議案平成18年度沖縄県一般会計補正予算の原案に賛成する立場からの討論を終わります。
よろしくお願いします。
○議長(仲里利信) 以上で通告による討論は終わりました。
これをもって討論を終結いたします。
休憩いたします。
午前11時9分休憩
午前11時9分再開
○議長(仲里利信) 再開いたします。
これより甲第1号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仲里利信) 起立多数であります。
よって、甲第1号議案は、委員長の報告のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第9 甲第2号議案を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
土木委員長。
――――――――――――――
〔委員会審査報告書(予算) 巻末に掲載〕
――――――――――――――
〔土木委員長 小渡 亨君登壇〕
○土木委員長(小渡 亨) ただいま議題となりました甲第2号議案の予算議案1件について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
委員会におきましては、土木建築部長の出席を求め慎重に審査を行ってまいりました。
以下、審査の過程における執行部の説明及び質疑の概要等について申し上げます。
甲第2号議案平成18年度沖縄県宜野湾港整備事業特別会計補正予算(第1号)は、宜野湾港マリーナの浮き桟橋の資材の取りかえに要する経費を措置するものであるとの説明がありました。
本案に関し、取りかえる資材はどのようなものか、県内企業に発注するのかとの質疑がありました。
これに対し、取りかえる資材は、船舶が接岸する際の衝撃を緩和するために浮き桟橋側面に設置されている木材であり、ウェラー材と言われるものである。発注は県内企業を予定しているとの答弁がありました。
そのほか、同資材の耐用年数と経過年数、数量、取りかえ後の材質などについて質疑がありました。
以上が委員会における質疑の概要でありますが、採決の結果、甲第2号議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより甲第2号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、甲第2号議案は、原案のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) この際、日程第10 議員提出議案第1号 北朝鮮による核実験実施に対し毅然とした対処等を求める意見書、日程第11 議員提出議案第2号 「飲酒運転撲滅」等に関する宣言決議及び日程第12 議員提出議案第3号 台風13号関連被害に対する支援等を求める要請決議を一括議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
安里 進君。
――――――――――――――
〔議員提出議案第1号から第3号 巻末に掲載〕
――――――――――――――
〔安里 進君登壇〕
○安里 進 ただいま議題となりました議員提出議案第1号から同第3号までの3件につきましては、総務企画委員会の委員等により協議した結果、議員提出議案として提出することに意見の一致を見ましたので、提出者を代表して一括して提案理由を御説明申し上げます。
提案理由は、議員提出議案第1号議案につきましては、北朝鮮による核実験実施問題について関係要路に要請するためであり、議員提出議案第2号につきましては、「飲酒運転撲滅」に向けた取り組みを宣言するためであり、議員提出議案第3号につきましては、台風13号関連被害に対する支援等について関係要路に要請するためであります。
次に、議員提出議案第1号を朗読いたします。
〔北朝鮮による核実験実施に対し毅然とした対処等を求める意見書朗読〕
次に、議員提出議案第2号を朗読いたします。
〔「飲酒運転撲滅」等に関する宣言決議朗読〕
次に、議員提出議案第3号を朗読いたします。
〔台風13号関連被害に対する支援等を求める要請決議朗読〕
以上で提案理由の説明は終わりますが、慎重に御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第1号から第3号までについては、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、各議案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
――――――――――――――
○議長(仲里利信) これより議員提出議案第1号北朝鮮による核実験実施に対し毅然とした対処等を求める意見書、議員提出議案第2号「飲酒運転撲滅」等に関する宣言決議及び議員提出議案第3号台風13号関連被害に対する支援等を求める要請決議の3件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
ただいまの議案3件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第1号から第3号までは、原案のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第13 議員提出議案第4号 台湾漁船の取り締まり強化、軍事訓練区域の撤回及び専属経済海域暫定執法線の変更に関する意見書を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
砂川佳一君。
――――――――――――――
〔議員提出議案第4号 巻末に掲載〕
――――――――――――――
〔砂川佳一君登壇〕
○砂川 佳一 ただいま議題となりました議員提出議案第4号につきましては、経済労働委員会の委員等により協議した結果、議員提出議案として提出することに意見の一致を見ましたので、提出者を代表して提案理由を御説明申し上げます。
提案理由は、台湾漁船の取り締まり強化、軍事訓練区域の撤回及び専属経済海域暫定執法線の変更に関する意見書について、関係要路に要請するためであります。
次に、議員提出議案第4号を朗読いたします。
〔台湾漁船の取り締まり強化、軍事訓練区域の撤回及び専属経済海域暫定執法線の変更に関する意見書朗読〕
以上で提案理由の説明は終わりますが、慎重に御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第4号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、本案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
――――――――――――――
○議長(仲里利信) これより議員提出議案第4号台湾漁船の取り締まり強化、軍事訓練区域の撤回及び専属経済海域暫定執法線の変更に関する意見書を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第4号は、原案のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) この際、日程第14 議員提出議案第5号 認可保育所入所児と認可外保育施設入所児の格差是正に関する要請決議及び日程第15 議員提出議案第6号 「沖縄振興計画」に基づく認可外保育施設への支援措置を求める意見書を一括議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
吉田勝廣君。
――――――――――――――
〔議員提出議案第5号及び第6号 巻末に掲載〕
――――――――――――――
〔吉田勝廣君登壇〕
○吉田 勝廣 ただいま議題となりました議員提出議案第5号及び第6号の2件につきましては、少子・高齢対策特別委員等により協議した結果、議員提出議案として提出することに意見の一致を見ましたので、提出者を代表して一括して提案理由を御説明申し上げます。
提案理由は、議員提出議案第5号につきましては、認可保育所入所児と認可外保育施設入所児の格差是正について沖縄県知事に要請するためであり、議員提出議案第6号につきましては、「沖縄振興計画」に基づく認可外保育施設への支援措置について関係要路に要請するためであります。
次に、議員提出議案第5号を朗読いたします。
〔認可保育所入所児と認可外保育施設入所児の格差是正に関する要請決議朗読〕
次に、議員提出議案第6号を朗読いたします。
〔「沖縄振興計画」に基づく認可外保育施設への支援措置を求める意見書朗読〕
以上で提案理由の説明は終わりますが、慎重に御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第5号及び第6号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、各議案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
――――――――――――――
○議長(仲里利信) これより議員提出議案第5号認可保育所入所児と認可外保育施設入所児の格差是正に関する要請決議及び議員提出議案第6号「沖縄振興計画」に基づく認可外保育施設への支援措置を求める意見書の2件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
ただいまの議案2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第5号及び第6号は、原案のとおり可決されました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第16 陳情3件を議題といたします。
各陳情に関し、委員長の報告を求めます。
総務企画委員長。
――――――――――――――
〔陳情審査報告書 巻末に掲載〕
――――――――――――――
〔総務企画委員長 安里 進君登壇〕
○総務企画委員長(安里 進) ただいま議題となりました陳情3件につきましては、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付してあります審査報告書のとおり処理すべきものと決定いたしました。
よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これよりただいま議題となっております陳情3件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
各陳情は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、ただいまの陳情3件は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
―――――◆・・◆―――――
○議長(仲里利信) 日程第17 請願1件及び陳情4件を議題といたします。
請願及び各陳情に関し、委員長の報告を求めます。
経済労働委員長。
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〔請願及び陳情審査報告書 巻末に掲載〕
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〔経済労働委員長 砂川佳一君登壇〕
○経済労働委員長(砂川佳一) ただいま議題となりました請願1件及び陳情4件につきましては、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付してあります審査報告書のとおり処理すべきものと決定いたしました。
よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これよりただいま議題となっております請願1件及び陳情4件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
請願及び各陳情は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、ただいまの請願1件及び陳情4件は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
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○議長(仲里利信) 日程第18 陳情2件を議題といたします。
各陳情に関し、委員長の報告を求めます。
土木委員長。
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〔陳情審査報告書 巻末に掲載〕
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〔土木委員長 小渡 亨君登壇〕
○土木委員長(小渡 亨) ただいま議題となりました陳情2件につきましては、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付してあります審査報告書のとおり処理すべきものと決定いたしました。
よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これよりただいま議題となっております陳情2件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
各陳情は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、ただいまの陳情2件は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
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○議長(仲里利信) 日程第19 陳情1件を議題といたします。
本陳情に関し、委員長の報告を求めます。
米軍基地関係特別委員長。
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〔陳情審査報告書 巻末に掲載〕
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〔米軍基地関係特別委員長 親川盛一君登壇〕
○米軍基地関係特別委員長(親川盛一) ただいま議題となりました陳情1件につきましては、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付してあります審査報告書のとおり処理すべきものと決定いたしました。
よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これよりただいま議題となっております陳情1件を採決いたします。
お諮りいたします。
本陳情は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、ただいまの陳情1件は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
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○議長(仲里利信) 日程第20 請願1件及び陳情3件を議題といたします。
請願及び各陳情に関し、委員長の報告を求めます。
少子・高齢対策特別委員長。
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〔請願及び陳情審査報告書 巻末に掲載〕
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〔少子・高齢対策特別委員長 吉田勝廣君登壇〕
○少子・高齢対策特別委員長(吉田勝廣) ただいま議題となりました請願1件及び陳情3件につきましては、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付してあります審査報告書のとおり処理すべきものと決定いたしました。
よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(仲里利信) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これよりただいま議題となっております請願1件及び陳情3件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
請願及び各陳情は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、ただいまの請願1件及び陳情3件は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
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○議長(仲里利信) 日程第21 議員派遣の件を議題といたします。
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〔議員派遣の件 巻末に掲載〕
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○議長(仲里利信) お諮りいたします。
本件は、お手元に配付の「議員派遣の件」のとおり議員を海外へ派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、さよう決定いたしました。
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○議長(仲里利信) 次に、お諮りいたします。
ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に一任することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、さよう決定いたしました。
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○議長(仲里利信) 日程第22 閉会中継続審査の件を議題といたします。
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〔閉会中継続審査及び調査申出書 巻末に掲載〕
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○議長(仲里利信) 各常任委員長、議会運営委員長及び各特別委員長から、会議規則第82条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仲里利信) 御異議なしと認めます。
よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
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○議長(仲里利信) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
本日をもって議会は閉会となりますが、議員各位には長い会期中、連日熱心な御審議をいただき、議長として心から感謝申し上げます。
なお、今期定例会における議会活動状況は、後ほど文書をもって報告いたします。
以上をもって本日の会議を閉じます。
これをもって平成18年第4回沖縄県議会(定例会)を閉会いたします。
午前11時46分閉会