○副議長(具志孝助) 仲里議長は、「沖縄県・中国福建省友好締結10周年記念式典及び祝賀会」出席のため、9月15日から昨日までの予定で中国へ公務出張されましたが、台風12号の影響で帰任がおくれ、本日の会議には出席できませんので、議長にかわり私が議長の職務を行います。
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○副議長(具志孝助) ただいまより平成19年第3回沖縄県議会(定例会)を開会いたします。
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○副議長(具志孝助) これより本日の会議を開きます。
日程に入ります前に申し上げます。
去る9月10日、元副議長小橋川朝蔵氏が逝去されました。
つきましては、小橋川氏の長逝に対しまして哀悼の意を表し、その御冥福を祈るため黙祷をささげたいと思います。
全員御起立を願います。
黙祷。
〔全員起立・黙祷〕
○副議長(具志孝助) 黙祷を終わります。
御着席願います。
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○副議長(具志孝助) 次に、報告いたします。
本日、知事から、お手元に配付いたしました議案21件及び決算23件並びに今期定例会提出補正予算説明書、平成18年度沖縄県歳入歳出決算書、平成18年度基金の運用状況書、平成18年度沖縄県歳入歳出決算審査意見書及び同沖縄県基金運用状況審査意見書、平成18年度沖縄県病院事業会計決算書、平成18年度沖縄県病院事業会計決算審査意見書、平成18年度沖縄県水道事業会計決算書及び同沖縄県工業用水道事業会計決算書、平成18年度沖縄県水道事業会計決算審査意見書及び同沖縄県工業用水道事業会計決算審査意見書、平成18年度主要施策の成果に関する報告書、県の出資等にかかる法人の経営状況報告書、平成19年8月31日現在の平成19年度一般会計予算執行状況報告書及び同一般会計繰越予算執行状況報告書の提出がありました。
次に、これまでに受理いたしました陳情のうち、特別委員会に付託すべき陳情を除く陳情20件は、お手元に配付の陳情文書表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたしました。
次に、今定例会に出席を求めた副知事安里カツ子君は、別用務のため本日の会議に出席できない旨の届け出がありました。
また、観光商工部長仲田秀光君は、別用務のため本日の会議に出席できない旨の届け出がありましたので、その代理として観光商工部産業振興統括監奥村啓子君の出席を求めました。
その他の諸報告については、お手元に配付の文書により御了承願います。
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〔諸般の報告 巻末に掲載〕
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○副議長(具志孝助) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
今期定例会の会議録署名議員は、会議規則第114条の規定により
7番 當 山 弘 君 及び
30番 安 里 進 君
を指名いたします。
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○副議長(具志孝助) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から10月15日までの27日間といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(具志孝助) 御異議なしと認めます。
よって、会期は、本日から10月15日までの27日間と決定いたしました。
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○副議長(具志孝助) 日程第3 甲第1号議案、乙第1号議案から乙第20号議案まで及び認定第1号から認定第23号までを議題といたします。
知事から提案理由の説明を求めます。
仲井眞知事。
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〔知事提出議案 巻末に掲載〕
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〔知事 仲井眞弘多君登壇〕
○知事(仲井眞弘多) おはようございます。
議案等の提案理由の御説明に入ります前に一言ごあいさついたします。
去る6月定例会におきましては、病気療養のために本会議を欠席することとなり、仲里議長を初め議員の皆様方に多大な御迷惑をおかけしましたことに対し深くおわびを申し上げます。
また、提出いたしました多くの重要な議案につきまして議員各位の御理解を賜り、すべての議案を可決することができました。改めてお礼を申し上げます。
療養中は多くの県民の皆様並びに議員の皆様からの心温まるお見舞いと励ましをいただき、おかげさまで早期に回復することができました。心から感謝申し上げます。
今後は、より一層健康に留意し、県政運営に努めてまいる所存でありますので、引き続き皆様方の御理解と御指導のほどをよろしくお願い申し上げます。
それでは、平成19年第3回沖縄県議会(定例会)の開会に当たり、提出いたしました議案について、その概要及び提案の理由を御説明申し上げます。
今回提出いたしました議案は、予算議案1件、条例議案9件、議決議案10件、同意議案1件、認定議案23件の合計44件でございます。
それでは、まず甲第1号議案平成19年度沖縄県一般会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。
今回の補正は、沖縄特別振興対策調整費、台風4号により発生した災害に係る県単港湾災害復旧事業費等について15億4280万5000円を計上しており、これを既決予算額5960億7800万円に加えた改予算額は、5976億2080万5000円となります。
歳出の主な項目について御説明申し上げますと、投資的経費は3億5536万7000円で、港湾海岸事業費、公共地方道地域連携事業費等の補助事業費が2億1405万円、高等学校施設整備等にかかる単独事業費が1億4131万7000円などとなっております。
その他の経費は、障害者自立支援特別対策事業、地上デジタル放送推進事業費及び沖縄IT津梁パーク基本計画策定事業等で11億8743万8000円となっております。
なお、今回の補正予算の財源は、
国庫支出金 3億5218万7000円
繰 入 金 1億8036万7000円
繰 越 金 7億3000万9000円
等となっております。
次に、乙第1号議案から乙第9号議案までの条例議案について御説明申し上げます。
乙第1号議案沖縄県公益認定等審議会条例は、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の規定により、公益性の認定のため設置することとされた合議制の機関の組織及び運営に関し必要な事項を定めるため条例を制定するものであります。
乙第2号議案沖縄県職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例は、雇用保険法等の一部が改正されることに伴い、退職した職員が失業している場合の退職手当の受給資格要件等について関係条例を改正するものであります。
なお、本議案につきましては、先議案件として御審議を賜りますようお願い申し上げます。
乙第3号議案沖縄県職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例は、退職手当の支給を受けて公庫等職員となり、その後県職員となった者等が退職した場合における退職手当の額の計算に用いる利率を改めるため条例を改正するものであります。
乙第4号議案沖縄県使用料及び手数料条例の一部を改正する条例は、温泉法の一部が改正されることに伴い、土地掘削許可等を受けた者の地位の承継承認申請に係る手数料の徴収根拠について定めるほか、所要の改正を行うため条例を改正するものであります。
乙第5号議案沖縄県保育士試験等手数料条例は、指定試験機関が行う保育士試験の受験者に試験手数料を当該機関へ納めさせ、その収入とするため条例を制定するものであります。
乙第6号議案沖縄県特別自由貿易地域の区域内の土地の減額譲渡に関する条例は、本県における産業及び貿易の振興に資するため、特別自由貿易地域内の土地を減額して譲渡することに関し必要な事項を条例で規定するものであります。
乙第7号議案沖縄県空港の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、下地島空港の運用時間を短縮するため条例を改正するものであります。
乙第8号議案学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例は、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴い、条例の規定を整理するため関係条例を改正するものであります。
乙第9号議案沖縄県警察関係手数料条例の一部を改正する条例は、道路交通法の一部が改正されたことに伴い、同法の規定を引用している条例の規定を整理するため条例を改正するものであります。
次に、乙第10号議案から乙第19号議案までの議決議案について御説明申し上げます。
乙第10号議案は、国道507号1号トンネル(仮称)新設工事の請負契約の締結について議決を求めるものであります。
乙第11号議案は、伊良部大橋橋梁整備第3期工事(上部工その2)の請負契約の締結について議決を求めるものであります。
乙第12号議案から乙第17号議案につきましては、中城湾港(西原与那原地区)臨海部土地造成事業により造成された土地を無償で貸し付けることについて議決を求めるものであります。
乙第18号議案は、県営住宅の家賃を長期にわたって滞納している入居者等に対し、建物明渡請求等の訴えを提起することについて議決を求めるものであります。
乙第19号議案は、県道139号線の路線の廃止について議決を求めるものであります。
次に、同意議案である乙第20号議案について御説明申し上げます。
乙第20号議案「沖縄県土地利用審査会委員の任命について」は、土地利用審査会委員7人全員が任期満了することに伴い、その後任を任命するため同意を求めるものであります。
最後に、認定第1号から認定第23号までの議案について一括して御説明申し上げます。
これらの議案は、いずれも地方自治法及び地方公営企業法の規定に基づき、平成18年度一般会計、特別会計及び公営企業会計の決算について議会の認定に付するものであります。
以上、今回提出いたしました議案について、その概要及び提案の理由を御説明申し上げました。
慎重なる御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。
○副議長(具志孝助) 知事の提案理由の説明は終わりました。
ただいま議題となっております議案中、職員に適用される基準の実施、その他職員に関する事項について必要な規定を定める条例については、地方公務員法第5条第2項の規定により人事委員会の意見を聞く必要がありますので、ただいまから人事委員会委員長の意見を求めます。
人事委員会委員長。
〔人事委員会委員長 嘉手納成達君登壇〕
○人事委員会委員長(嘉手納成達) おはようございます。
ただいま議長から、地方公務員法の規定に基づき人事委員会の意見を求められましたので、当委員会の意見を申し上げます。
初めに、乙第2号議案沖縄県職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例のうち、沖縄県職員の退職手当に関する条例につきましては、雇用保険法等の一部改正に伴い、失業者の退職手当の受給資格要件に係る規定等を整備するものであり、適当であると考えます。
次に、乙第3号議案沖縄県職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例につきましては、国家公務員の退職手当制度の改正に準じ、退職手当の支給を受けて公庫等職員となり、引き続き公庫等職員として在職した後、引き続いて県職員となった者が退職した場合における退職手当の額の計算に用いる利率を改めるものであり、適当であると考えます。
以上でございます。
○副議長(具志孝助) 人事委員会委員長の意見の開陳は終わりました。
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○副議長(具志孝助) この際、申し上げます。
先ほどの知事の提案理由説明の中で、乙第2号議案沖縄県職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例は、早期に議決されたい旨の要望がありました。
よって、本議案については、これより直ちに質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(具志孝助) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案のうち、乙第2号議案については総務企画委員会に付託いたします。
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○副議長(具志孝助) 日程第4 陳情第88号、第89号、第91号、第92号、第94号、第96号及び第103号の付託の件を議題といたします。
お諮りいたします。
ただいまの陳情7件については、米軍基地関係特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(具志孝助) 御異議なしと認めます。
よって、さよう決定いたしました。
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○副議長(具志孝助) 日程第5 議員派遣の件を議題といたします。
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〔議員派遣の件 巻末に掲載〕
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○副議長(具志孝助) お諮りいたします。
本件は、お手元に配付の「議員派遣の件」のとおり議員を第7回都道府県議会議員研究交流大会へ派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(具志孝助) 御異議なしと認めます。
よって、さよう決定いたしました。
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○副議長(具志孝助) 次に、お諮りいたします。
ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に一任することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(具志孝助) 御異議なしと認めます。
よって、さよう決定いたしました。
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○副議長(具志孝助) この際、お諮りいたします。
議案研究のため、明9月20日から26日までの7日間休会といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(具志孝助) 御異議なしと認めます。
よって、明9月20日から26日までの7日間休会とすることに決定いたしました。
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○副議長(具志孝助) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
次会は、9月27日定刻より会議を開きます。
議事日程は、追って通知いたします。
本日は、これをもって散会いたします。
午前10時28分散会