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平成23年(2011年) 第 8回 沖縄県議会(定例会)
第 8号 12月 8日
池間 淳
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始める前に語句の訂正をしていただきたいと思います。基地問題についての(2)、私は、いつも日米地位協定を早くやってもらいたいなと、いつ決定されるのかなというふうな思いでいつもいるんです。それが念頭にあったものですから、この文章にもそういうのが出てきて「日米地位協定の決定」というふうに書いてあります。大変申しわけないんですが、「改正」に書きかえていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
所見を交えながら一般質問をさせていただきたいと思います。
議員の皆さん、ありがとう。
毎日毎日8時過ギガミナー議会ヤシー、ダリンキー オンモガラ ッサインソガ、最後ガミカイシー、協力シーフィ、つき合いフィありがとう。アッソガヤ、議員の皆さん、知事ヤァー風邪ヒキードゥ、毎日点滴ウツガツナ、クヌ議会を乗リクィーオリテンドー。知事のこの精神力、根性、クリアー ンーナシィー見習ラーダカーナランティドゥ思う。
それでは、知事も執行部の皆さんもひとつよろしくお願いします。
去る11月25日に本会議場で全国都道府県議会議長会と沖縄県議会から15年勤続表彰があり、不肖私も受賞することができました。しかし、これは私の表彰ではなくて後援会の皆さんの表彰だと私は思っておりまして、まず初めに後援会の皆さん方にこれを御報告しなければいけないんですが、まだやってないんですよ。この場をおかりいたしまして、後援会の皆様方に感謝を申し上げさせていただきたいと思います。後援会の皆さん、どうもありがとうございました。(拍手)
さて、月日の流れは早いもので、知事2期目の就任からあさって10日で1年を迎えます。課題が山積する1年であったと思いますが、3月11日の東日本大震災のことはもちろんのこと、公約実現に向けて東奔西走頑張っている姿は大変頼もしく思います。21世紀ビジョンの最初の年である24年度からは、自由度の高い予算、すなわち3000億円獲得のために一緒に頑張らなければならないという気持ちが強くわいてまいります。
基地問題については、閣僚の皆さんが入れかわり立ちかわり沖縄もうでをしているんですが、普天間飛行場の辺野古へのお願いをしている中にも、かたくなに断り続けて微動だにしない知事のスタンスには感銘を受けます。我々自民党県連も知事とともに、この基地問題解決に向けた決意は変わりません。知事、このスタンスを曲げないように、堅持していただくようによろしくお願いいたします。
日米地位協定の見直しについては機会あるごとに、今議会でも決議をし、そして意見書を各方面に出してきたんですが、復帰39年――来年はもう40年です――何の進展もないような気がいたします。先ほど訂正してもらったように、やっぱりこれは早く見直しを決定させなければならないと私は思っております。与世田副知事、好意的考慮がなければ適用できない法律なんて、なぜ日本はつくったのでしょうかね。残念でならないんですよ。法治国家であるならば、その事案ごとに国内の法律で裁けるように改正しなければならないと私は思っております。日米地位協定改正にどう国を動かすかということが大きな課題であります。先ほど宮古の言葉でやったんですが、これは後で再質問でやります。
そこで次の質問をいたします。
(1)、普天間飛行場の移設について。
県は、基地の負担は全国民で平等に負担すべきであると世論を喚起する広報活動を展開しているようですが、成果と課題についてお願いいたします。
(2)、日米地位協定の改正について。
ア、日米地位協定によって沖縄県が事件・事故にいかに苦労し悩まされているかということを国民のほとんどがわからないんじゃないか、認識していないんじゃないかなというふうに思います。日米地位協定の改正は従来の方法では厳しいと思います、40年間動いていないわけですから。国民世論を喚起することが有効だというふうに思いますが、知事の御見解を賜りたいと思います。
2、TPP交渉参加について。
野田佳彦首相は、国民の合意を得ることなくTPPへの交渉参加を表明しております。拙速過ぎると思います。なぜこのように急ぐのか理解できませんが、TPP参加に向けての交渉に参加することは間違いないんです。沖縄県の基幹作物であるさとうきびを初め農林水産業に大打撃を与えることは間違いないと思いますが、そのほかにどのような影響があるか精査しておく必要があると思います。そこで、各部局長にどういう影響が想定されているのかをお伺いいたします。
3、文化・スポーツの振興について。
スポーツの分野を教育委員会から文化観光スポーツ部に移管されたのは、スポーツ分野をどう観光につなげることができるかということを研究する意味も含めて移管されていると思います。知事の公約には、各種スポーツ施設の整備及び競技力向上に取り組み、スポーツ産業を創出したいとあります。しかし、高校総体が終わると予算が大分減らされているように思います。スポーツ産業の創出のためには予算も強化する必要があると思いますが、次の質問をいたします。
(1)、スポーツ分野が教育委員会から文化観光スポーツ部に移管されておりますが、成果についてお伺いいたします。
(2)、知事の公約にもあります競技力向上の取り組みによって昨年のインターハイは成果を出したと思いますが、結果についてお伺いいたします。
(3)、競技力向上のためには今後とも強く取り組まれていくと思いますが、水泳、ハンドボール、サッカー、野球、バスケットボール等の競技力向上の来年度の予算要求はどうなっているのか。そして従来の予算との違いもあれば説明願います。
4、地震災害など危機管理対策について。
東日本では去る3月11日に千年に一度と言われる未曾有の大災害が起こり、多くの人命と財産を失ってしまいました。二度とこのような災害が起こらないよう願うものでありますが、万が一このようなことが起こっても耐えられるようなまちづくりをしておく必要があろうかと思います。備えあれば憂いなしと言われますので、東日本のあの災害を教訓に低地でのまちづくりをいま一度一考しなければならない時期だと思います。
そこで次の質問をいたします。
東日本大震災の教訓を踏まえ、埋立地など低地においては、市町村など関係機関と連携して住民の避難対策の強化を検討しているというふうに答弁しておりますが、検討の過程と来年度の予算に反映されるのかどうかについてお伺いいたします。
5番、金型産業が日本経済を大きく発展させてきたのは御承知のとおりであります。いよいよ我が沖縄県においても金型産業がスタートいたしました。我が県の経済を引っ張っていくような多くの金型産業を創出するためにも、この金型工場がいかに充実した工場になれるかということが大事であります。すばらしい技術者を育成していくためには多くの予算も時間もかかると思いますが、県経済を発展させていくためには強力に取り組んでいかなければならないと思います。
そこで次の質問をいたします。
金型産業がスタートしておりますが、成果と今後の課題についてよろしくお願いいたします。
6番の看護問題については、上里直司議員の質問でわかりましたので、これは取り下げさせていただきます。
7、浦添市への都市モノレール延長について。
交通渋滞緩和のために建設されたモノレールは県民に親しまれ、喜んで県民の足として利用されております。浦添市までの延長について、市民はもちろん、浦添市より以北の皆さんを初め多くの県民が大きく期待していると思います。御承知のとおり、九州管内の交通渋滞のワースト5に浦添市の3カ所が挙げられております。その1カ所がこの浦添市ルートの最終駅のすぐそばの西原入り口の交差点であります。一日も早くこの交通渋滞を解消するためにも、このモノレールの開通が必要不可欠であります。課題解決に向け頑張っている当間部長を初め職員の皆さんには感謝を申し上げます。このモノレールが予定内で開通できますように、これからも頑張っていただきたいと思います。
そこで次の質問をいたします。
(1)、課題と進捗状況について。
(2)、都市計画を変更されましたが、従来の計画に影響が出るのかどうかについてよろしくお願いいたします。
次は、指定された席から再質問をいたします。
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