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平成13年(2001年) 第 3回 沖縄県議会(定例会)
第 4号 6月22日
土木建築部長(屋比久孟尚)
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環境問題について、県営団地内の放置車両対策についての御質問にお答えいたします。
県営住宅の管理戸数は、平成13年4月現在128団地1万6875戸となっており、管理については沖縄県住宅供給公社に委託しております。県営団地内の放置車両対策については沖縄県住宅供給公社や団地自治会等と連携を図り、ポスター、ステッカー等で啓蒙・啓発を行いながらその防止に努めてきているところであります。また、現に放置されている車両については陸運事務所等に照会を行い、所有者を特定し撤去させているところであります。
なお、悪質な放置者に対しては関係機関と連携を図り、法的措置も含め対処していきたいと考えております。
次に、沖縄市関連について、その中の水辺プラザ計画と国道330号暗渠の改修スケジュールについてお答えいたします。
沖縄市住吉地域の水辺プラザ計画と国道330号横断暗渠の改修につきましては、当該地域の浸水被害を解消するため比謝川河川改修計画に基づき整備を行う予定であります。
水辺プラザ計画は、浸水被害の解消を図るとともに、水と緑の潤いのある水辺空間を創出することを目的として、県の河川改修事業と沖縄市の都市公園事業が連携して整備を図るものであり、県は平成13年度から、市は平成14年度から用地買収等に着手する予定であります。また、国道330号横断暗渠の改修については、水辺プラザと一体的に国道管理者と県で連携して整備することとしており、平成13年度には国道管理者において実施設計を行う予定であります。
なお、事業実施に当たっては地域の協力を得て用地取得を図るとともに、国道管理者や沖縄市と連携を図りながら早期整備に取り組んでいきたいと考えております。
同じく沖縄市関連について、県道20号線拡幅工事の今後のスケジュールについてお答えいたします。
県道20号線は、嘉手納基地の第2ゲート前から国道329号高原交差点までの延長約3.4キロメートルの沖縄市中心市街地と東部地域を結ぶ主要な幹線道路であります。そのうち、嘉手納基地ゲート前から胡屋十字路までの約600メートルは幅員30メートルの4車線道路、胡屋十字路から高原交差点までの約2.8キロメートルは幅員が16メートルの2車線道路でありますが、中心市街地へのアクセス機能強化や今後の中城湾港開発を促進するため、全線を通じて4車線道路として早期に拡幅整備するよう地元から強い要請があります。
当該路線の拡幅整備に向けては都市計画の変更が必要でありますが、現在計画中の国道329号沖縄バイパスとの整合や、地形条件が厳しい区間における円滑な沿道アクセスを考慮した道路構造の検討など多くの課題があり、現在、鋭意国や沖縄市及び関係機関との協議を進めているところであります。県としましては、今後、同時に都市計画決定予定である国道329号沖縄バイパスの環境影響評価の状況を踏まえ、平成14年度を目標に都市計画決定の手続を進め、早期の事業化が図られるよう努めていきたいと考えております。
同じく沖縄市関連の中の、国道329号沖縄バイパスの今後のスケジュールについてお答えいたします。
国道329号沖縄バイパスは、沖縄市内が日常的な交通渋滞により住民生活や経済活動に支障を来していることから、その緩和を図ることを目的として沖縄市池原から同市与儀までの約10.5キロメートルを国直轄事業で整備するものであります。
同バイパスの事業化に当たりましては、環境影響評価及び都市計画決定の手続が必要であることから、現在、住民や自治体等の意見を踏まえて環境影響評価の準備書作成等の手続を行っており、平成14年度を目標に都市計画決定に向けて協議を進めているところであります。今後とも関係機関と連携を密にしながら、早期に事業化が図られるよう国に働きかけていきたいと考えております。
以上でございます。
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20010304090070