平成19年(2007年) 第 2回 沖縄県議会(定例会)
第 8号 7月 3日
土木建築部長(首里勇治)
 

 それでは観光行政の中の嘉手納バイパス、読谷道路の進捗状況についてお答えいたします。
 西海岸道路は、読谷村から糸満市に至る延長約50キロメートルの道路であり、那覇空港自動車道と那覇空港、那覇港といった広域交通拠点を相互に連絡し、観光の支援、地域の活性化、地域振興プロジェクトの支援に資することを目的としております。
 嘉手納バイパスは、読谷村古堅から嘉手納町兼久に至る延長約3.2キロメートルの道路であり、昭和62年度に事業化されております。平成18年度末の進捗は事業費ベースで約8%であり、現在、早期供用の観点からルートを読谷村古堅から嘉手納町水釜までの約1.8キロメートルとする見直しの検討を行っているとのことであります。
 読谷道路は、読谷村親志から古堅に至る延長6キロメートルの道路であり、昭和62年度に事業化されております。平成18年度末の進捗は、事業費ベースで約22%となっております。
 次に、土木行政の中の、地すべり対策事業の抜本的対策についてお答えいたします。
 中城村安里地区の地すべり対策事業につきましては、地区内を4工区に分け、去る1月に1・2工区を、3月に3・4工区を発注し、地すべり対策工事を進めているところであります。
 工事内容としましては、流出土砂整形工、雨水対策工、斜面上部ののり枠工、中腹部の抑止くい工、全体的な排水工及び抑え盛り土工などであります。
 また、2次災害の防止を目的として、常に動態観測や地下水位観測を行うなど、安全対策のための監視体制を整えております。
 工事の進捗状況は、流出土砂整形工、雨水対策工を完了し、現在、斜面上部ののり枠工及び末端部の抑え盛り土工を施工中であります。
 今後、中腹部の抑止くい工、のり面集水ボーリング工等を実施し、すべての工区について平成20年2月末までに工事を完成させることにより、昨年発生した地すべり区域に対する抜本的な対策が図られることとなります。
 次に、全体的な復旧計画についてお答えいたします。
 県道35号線の復旧計画につきましては、昨年9月の住民説明会以来、これまで工事説明会等、機会あるごとに工事計画などを地域住民や中城村へ説明してきたところであります。
 当該道路に係る復旧工事計画としましては、上部斜面の安定確保のための地すべり対策工事を実施した後の工事着手となることから、本年11月ごろに復旧工事を発注し、平成20年10月末の完成を予定しております。
 県としましては、一日も早い復旧が図られるよう努めてまいります。
 次に、流域下水道の区域の拡大についてお答えいたします。
 県は市町村と連携し、平成18年6月に汚水処理施設の整備を計画的・効率的に進めるための指針としまして「沖縄汚水再生ちゅら水プラン」を策定しております。
 現在、読谷村は流域関連と単独公共下水道事業を実施しており、平成18年3月末時点で普及率は14.3%、接続率は63.6%となっております。
 流域関連公共下水道は、村南部に位置する古堅地区や大湾地区等を処理区域としているところですが、全体計画においては人口の集中している喜名地区の大部分と座喜味地区の一部地域を処理区域に取り込んでおり、村が順次整備する予定であります。
 さらに、ちゅら水プランに基づき、人口の増加が見込まれる村役場地域や伊良皆、比謝、大湾地区等の基地返還跡地まで範囲を拡大し、流域関連で事業実施する計画となっております。
 以上でございます。

 
20070208140030