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平成20年(2008年) 第 1回 沖縄県議会(定例会)
第 8号 2月27日
警察本部長(得津八郎)
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日本人警備員の民間地域での拳銃携行に関する県警察への相談と、これに対する対応についてお答えします。
県警察では、本年2月18日、海兵隊日本人警備隊でかつて勤務したことがあると称する県内居住の男性から、現役の海兵隊日本人警備隊員から聞いた話であるとして、キャンプ・フォスターやキャンプ・コートニーの日本人警備員が基地間を車で移動する場合、公道でも拳銃を携行したままであるという旨の相談を受けました。
相談を受けて県警察では、相談内容が事実であれば、日本人警備員の民間地域での拳銃携行は地位協定に抵触するものと判断し、事実の有無について2月20日、海兵隊の憲兵隊に事実確認したところ、日本人警備員に拳銃を携行させたまま施設間を移動させる件について、沖縄防衛局に打診したところ、行わないよう指導を受けた旨の回答を得たところであります。
さらに2月21日、沖縄防衛局に本件事実について確認したところ、2月8日、米軍側から在沖米海兵隊日本人警備員が拳銃を携行したまま施設外に出ることについての照会があり、2月13日に、行わないよう指導した旨の回答を得ております。
その際、県警察は沖縄防衛局に対し、地位協定上、米軍施設外での日本人警備員の武器携行並びに使用は認められないので、防衛局から米軍当局へ厳重指導願いたい旨要請したところであります。
次に、「コアラの會」に関する告訴についてお答えいたします。
本件につきましては、関係者から相談を受け、会員等から事情聴取と所要の捜査を行っているところであります。
今後、刑罰法令に触れる事実があれば厳正に対処してまいります。
なお、捜査の状況につきましては答弁を差し控えさせていただきます。
以上です。
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20080108030020