平成22年(2010年) 第 6回 沖縄県議会(定例会)
第 4号 12月16日
玉城 義和
 

 同床異夢というよりは呉越同舟という言葉のほうがいいわけでありますから、ぜひそこは広い心を持ってトップリーダーとしての度量を示して引っ張っていただきたいというふうに申し上げておきます。
 振興開発計画ですが、この理念というか導き出す理屈であります。私はやはり第二次世界大戦で沖縄が戦場になったということが大きいと思いますね。そしてそれがすべての原因でこの後の27年間もあるわけでありまして、そういう意味でもし大戦とか、米軍支配がなかりせば失わないで済むであろうと思われるものの復活とか、あるいはそれによって余計なものができてきて我が県の振興を阻害するようなものの除去とか、そういう意味でのことをやはりこのポスト4次振計では総ざらいをして、できれば立法の中に組み込んでいただきたいというふうに思います。それは例えば基地問題であり、先ほど申し上げた返還アクションプログラムであり、そして鉄軌道とか、そういう要するに戦争がなければ軽便鉄道の後として鉄軌道もあったであろうとこう思われるわけですから、そういうものを網羅して少しその法律の中に入れ込んできちっとして担保を政府からとると、こういう作業が必要ではないかと思いますがいかがでしょうか。

 
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