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平成17年(2005年) 第 6回 沖縄県議会(定例会)
第 8号 12月 8日
警察本部長(三浦正充)
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北朝鮮による拉致問題のうち、県出身者の拉致の実態と県警の対応についての御質問にお答えをいたします。
まず、北朝鮮による日本人拉致容疑事案については、全国で現時点11件、16人と判断をしております。
警察は、これらの容疑事案以外にも北朝鮮による拉致の可能性が排除できない事案があると見て、現在、関係都道府県警察においてその全容解明のため必要な捜査及び調査を進めているところであります。
県内の実態については、現在までのところ相談事案が24件、31人寄せられていますが、現時点、北朝鮮による拉致容疑事案であるとの判断に至った事案はございません。
県警におきましては、警察庁を初め関係都道府県警察と情報交換を行うなど連携を図りながら、御家族、その他の関係者からの事情聴取、付近の聞き込み等裏づけ捜査、関係各機関との情報交換など、鋭意、関連情報の収集と証拠の積み上げに努めているところであります。
今後とも警察庁と関係機関と十分に連携をし、事案の全容解明に全力を尽くしてまいります。
以上でございます。
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20050608080040