平成22年(2010年) 第 1回 沖縄県議会(定例会)
第 7号 2月25日
知事(仲井眞弘多)
 

 まさしく今、議員のおっしゃるような立場に立って、私はずっとこの3年やってきたつもりですよ。もともと自由民主党時代の日米両政府で決まったものだって、頭越しに最後やられたからおかしいということで私のほうでいろいろ文句を言いに行き、県民を代表して意見を私言ってきたつもりです。ですから、あれも最終的に私は了解なんかしていませんで、修正もきちっとやれということでやってきているわけです。
 ただ、あの辺野古の沿岸案というのを民主党、国民新党、社民党の皆さんでおつくりになったこの政府、その政府の3党が一緒になって今見直しをしているわけでしょう。ですから、この見直しをするに当たって県民は県外だという強いあれを持っていますよ、それで私もあなた方が県外をお決めになったらもろ手を挙げて賛成し、あらゆる支援をやりますよというのは、県議会でも私、何回も答弁してまいっているでしょう。
 しかも、今度の件についても、私が傍観者的態度とは失礼ですね。何でこうやって立って見ていますか。物を言いに行っているんであって、それを注視とか見守るというあれにやっているんで。それは皆さんがおつくりになった皆さんのあの政府、皆さんの大臣を抱えるみんなが今見直しをしておるんでしょうが、これも待たずに、ああしろこうしろとおっしゃるというのはどうかと思います。私は、やれることは全部やっているつもりです。

 
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