平成21年(2009年) 第 4回 沖縄県議会(定例会)
第 6号 6月30日
島袋  大
 

 それでは再質問します。
 順に行きます。
 1番目、発達障害児支援についてであります。
 (1)番目の内容では予算は含まれていないと言っていますけれども、何でですか。答弁の方、またお願いしたいと思っております。
 (2)番目は、先進地の方に視察に行っていただいたということで大変ありがとうございます。しっかりとまた各職員の皆さんと議論をして、整備検討委員会でもしっかりと諮って議論していただきたいなというふうに思っております。
 (3)番目です。
 整備計画委員会を立ち上げていろいろやっていると思っております。このホームページを開いたら、障害者支援体制整備委員会の委員8名の皆さんでいろいろ議論をされていると思っております。その中で、発達障害児支援体制整備計画案を議論をして、福祉保健部長を中心に音頭を取ってやっていると思っております。
 議事録もしっかりとホームページを開いたら、その整備検討委員会の議事録がきちんとしっかりと載っております。これだけやはり沖縄県全体で問題になっているところを速やかにそういう形で検討委員会に諮っていただいて、議事録までしっかりとホームページに載せていただいているのは、非常に県民の皆さん方には御理解を得てもらえると思っております。
 非常にいいことであります。しかし、僕の方からまた1点だけ要望というか、その辺を議論をしてほしいんですけれども、8名の委員がいます。しかし、この委員の要請の中に、第4条で委員会の委員15名以内で、次の各項に上げるもので構成するということで、福祉保健部長が認める者を選べるというふうになっております。この8名の皆さんが議論をしている議事録も見ましたけれども、懸命に頑張っていると思っております。しかし、その中で今市町村と連携しなくちゃいけません。市町村といろんな議論をしてやっていかなくちゃいけないこの計画でありますから、父母の皆さんも、各種団体父母の皆さんがあるんですよね、父母会が。その父母会の皆さんの1団体の代表者を今入れておりますよ。その1団体の代表者の方々が残りのこの父母会の皆さんの代表として入っているわけでありますよね。その皆さんがもっと意見を深くまとまって代表で出ているんだったらいいんですけれども、中にはそうなっているかなというふうに疑問視する議事録も書かれておりました。ですから、幅広い意味で見るためにも、この父母の皆さんの意見も統一、意見をまとめるためにも何名か入れていただければ幸いじゃないかなと思っております。
 また、学識経験者とか保健師の皆さんも入っておりますけれども、実際に発達障害に関して非常にプロと言ったら言葉は悪いですけれども、いろんな面で適している人材の方々も数多く民間の病院でやっている方々もいると思いますから、そういう方々も中に入れて、中身を見たらやはり県は早目に動かそうという気持ちはわかりますけれども、早目に動かして後がついてこなくちゃ大変なことになりますんで、しっかりとその分時間をかけるのは時間をかけてもいいと思いますから、すばらしい計画にするためにもそういうことも取り入れてやった方がいいんじゃないかなと思っておりますので、その辺の答弁も福祉保健部長の方からまた御見解の方よろしくお願いします。
 次、観光であります。
 非常にですね、知事、頑張ってください。しかし、知事が長澤まさみと見たことのないような笑顔でテレビに映っているのを見て、僕もいいなというふうに思ったんですけれども、やはり91名の方々が「美ら島沖縄大使」に認定されております。ですから、この広報活動のPRをするんであれば、全員91名がかりゆしウエアをつけて、沖縄のかりゆしウエアをつけようぜとか、沖縄の特産物を食べましょうとか、そういう広報活動にして全国にばらまくとか、いろんなところに旅行会社を中心に張るとかですね。91名いるんだけれども、どういう活用をされているとか我々県民にはまだまだ把握されていない面がありますから、そういったもろもろもできるんであれば、臨機応変にやってほしいなと思っていますけれどもよろしくお願いします。
 次、県費留学生についてでありますけれども、先ほど答弁聞きました。受け入れ体制も高校生あるいは外国人の方々も留学している点も聞きました。しかし、僕が気になっているのは、この県費事業に関しましては知事、私がなぜこのようなことを聞くかと言いますと、当事業は理念的にも大変すばらしい事業でありますし、そこでもう一つ加えてほしいのは、この高校生が留学して1年間海外に行ったんですよ。結果というのは、自分の母校に行って公表すればいいわけですよ、自分の体験談を。大学生でもそうですよ。一般でもそうです。自分の母校に行って、この1年間体験したことを言えばいいんですよ。それだけ子供たちに対する夢と希望を与えるためには、そういう活動をしてほしい。
 あと外国人が留学する場合、今県の方で把握していない面もあると思いますけれども、東京の海外の大使館の職員になった人がいるんですよ。この非常に厳しいときに、外国の方々が沖縄県にお世話になったと。この1年間のおかげで私はこういう地位まで来ましたよと。私が何かできることはありませんかねと、私が沖縄に対する恩返しはできませんかねというのが多いんですよね。これがまさしく知事が政策で訴えている人間力ですよ。この人材育成するために非常に必要なことだと思っておりますから、それをまた東京の方で一堂に集まってやることはできないかというふうに私はちょっと提案しておりますけれども、その辺の検討もお願いしたいと思っております。
 道路行政についてであります。
 東風平豊見城線については、平成24年度に南斎場が完成する予定なんですよ、豊見城市に。ですから、道路交通渋滞とか、部長、把握しながらといいますけれども、どう見てもあそこ完成したら道路渋滞しますので、しっかりとその検討もまたお願いしたいなと思っております。
 あと豊見城県道11号線でありますけれども、この路線の地域は、平成2年に都市計画決定され、その間地権者は19年もの間、土地利用の制限を受け、家を建てたくてもできないため、とりあえず補修で対応しているという状況なんですよ。築40年以上の建物は多額の費用がかかるため、経済的損失や精神的なダメージが大きくなっております。
 そういう意味でも豊見城市の区画整理事業が中止になった際には、翌年度には事業認可取得に向けて取り組むべきだと思いますが、見解の方お願いします。
 次、警察行政であります。
 本部長、駐車禁止除外指定車についてでありますが、これ要請が来たのは、業者は葬儀屋さんです。葬儀業者というのは、今まで各警察本部で認可取れたんですよ。駐車禁止とか駐停車禁止ですね。今、各所轄の管轄でそういった形で許可を取るんですよ。沖縄県というのは、島上、だれかが亡くなったら我々エーカヌチャーだから、我々葬儀社使いなさいとか葬儀会社を使いなさいとか、本部で亡くなった方でも那覇の業者が行く場合があるんですよ。そのために本部署まで取りに行かないといけないんですよね。
 ですから、葬儀屋さんの方々が言っているのは、今まで沖縄県の県警本部の中でしっかりと取れたものを、先ほど本部長も業種によっては検討する余地があるかもしれないと言っておりましたから、その辺は沖縄特有の事情があります。そういう葬儀会社の皆さん方は、今までと違ったような状況で所轄の地域で取り入ってる状態でありますから、今までどおり県警本部が中心となってそれを取れるようなシステムでできないか。すぐの答弁では難しいと思いますから、しっかりとまた持ち帰ってやっていただきたいなと思っております。答弁もお願いします。
 続いて、代行の件であります。
 代行は、知事、観光客1000万人を目指しております。この運転代行というのが大変問題になっているんですよ。バイク代行、これは違反ですよ。バイク代行、違反。バイク代行は違反ですよね。バイク代行、あるいはレンタカーが年間これだけ来ている中で、沖縄の那覇市内で飲んで、ホテルに帰るときはレンタカー業会の皆さんも運転代行使っております。居酒屋さんも運転代行使ってくださいと言っております。無許可の運転代行が多いんですよ。1つだけ任意保険と対物対人取って1台だけ、残りの4台は取っていない状況なんですよね。これがまさしく今沖縄の現状なんですよ。それをしっかりと観光立県沖縄という中で、運転代行もしっかりと踏まえて、運転代行の協会をつくるべきだと私は思っております。そうすることによって、問題も軽減してくると思っております。
 ですから、これがしっかりと運転代行とタクシー業界とレンタカー業界がしっかりとなっていけば、沖縄県のリピーターが70%さっきいると言っていましたから、一度来た沖縄で問題が起きたら二度と来ませんよ。それをしっかりと行政としても協会を立ち上げるというような気持ちがあると、音頭を取ってほしいというふうな形でありますので、また答弁の方もお願いしたいと思っております。
 以上でございます。

 
20090406100010