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平成18年(2006年) 第 2回 沖縄県議会(定例会)
第10号 3月29日
経済労働委員長(安里 進)
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ただいま議題となりました乙第34号議案の議決議案1件について、委員会における審査の経過及び結果をウンヌキヤビーン。
委員会におきましては、農林水産部長の出席を求め慎重に審査を行ってまいりました。
以下、審査の過程における執行部の説明及び質疑の概要等について申し上げます。
乙第34号議案「債権の放棄について」は、旧琉球政府の債権及び債務の処理に関する特別会計に属する債権のうち、農林水産部関係の債権を放棄するため、地方自治法第96条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。
債権の内容及び金額は、漁夫送還立替金、スクラップ売り払い代金及び工事遅延損害金で、合計54万6243円であるとの説明がありました。
本案に関し、債権回収のためにどのようなことを行ったのか、債権放棄の理由は何かとの質疑がありました。
これに対し、これまで調定元帳に記載されている債務者の住所へ督促状を送付するとともに、債権に関する資料の収集整理、関係者からの情報収集及び債務者の所在確認等を行って債権回収に努めてきた。しかしながら、本案の債権は債務者の所在が不明であり、今後も回収できる見込みがないことから、やむを得ず債権を放棄するものであるとの答弁がありました。
そのほか、債権放棄と不納欠損処理との違いなどについて質疑がありました。
以上が委員会における質疑の概要でありますが、採決の結果、乙第34号議案は、全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上、審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
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