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平成21年(2009年) 第 4回 沖縄県議会(定例会)
第 4号 6月26日
知事公室長(上原良幸)
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米軍基地問題の御質問で、那覇上空の米軍機飛行の実態についての御質問にお答えいたします。
沖縄防衛局に照会したところ、米軍機の具体的な飛行ルート、機種、飛行回数等については承知していないとのことであります。
同じく騒音の実態把握についてお答えいたします。
県としましては、基地を提供している国の責任において、実態を把握できるような仕組みをつくるべきであると考えており、渉外知事会を通じ、米軍航空機の飛行に関する事前情報や騒音に関するデータを公表すること、航空機騒音に関する苦情処理制度の充実などを国に対し求めているところであります。
同じく米軍基地問題で、在沖米軍基地の光熱水料等についてお答えいたします。
県が把握している直近の在沖米軍基地における光熱水費等の1年間の額については、平成19年度の電気料金米軍関係売上高が約106億円、平成20年度の上水道料金が約26億6000万円、平成20年度の下水道料金が約5億4000万円となっております。
光熱水料等についての在日米軍駐留経費負担、いわゆる思いやり予算による負担については、沖縄関係の経費が区分されていないため明らかではありませんが、議員から説明のありました思いやり予算負担割合71.7%を用いて試算しますと、電気料金が約76億円、上水道料金が約19億1000万円、下水道料金が約3億9000万円となります。
以上であります。
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20090404070100