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平成19年(2007年) 第 1回 沖縄県議会(定例会)
第 7号 2月27日
文化環境部長(伊佐嘉一郎)
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教育問題について、その中のアメラジアンスクールの現状等についてお答えいたします。
アメラジアンスクール・イン・オキナワでは、米軍人・軍属等と沖縄の女性との間に生まれた重国籍児等が学んでいます。
スクールに通学している児童生徒に対して、不登校等の原因となっている日本語の読み書き等を指導することにより、原籍校への円滑な復帰を図る目的で県では平成13年度から財団法人おきなわ女性財団に委託して毎年度2名の日本語等指導者を派遣しております。
平成19年度の委託事業費は、派遣者2名の人件費として525万5000円となっております。 当スクールの在籍数は、平成18年11月現在で幼稚園生13名、小学生が49名、中学生11名の合計73名となっています。
平成17年度において、小学生12名、中学生2名が原籍校へ復帰し、県立高校へ3名進学いたしました。
教師の状況は、日本語等指導者2名、外国籍の先生5名、パート教師3名となっており、その他、大学生等ボランティアが学習支援を行っております。
常勤の教師はすべて外国籍の方となっていることもあり、日本語等指導者が子供たちの日本語力の向上だけでなく、原籍校との連携など大きな役割を果たしております。
今後とも、原籍校への円滑な復帰が図られるよう日本語等指導者を派遣してまいります。
以上でございます。
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20070107060040