陳情文書表

受理番号第200号 付託委員会土木環境委員会
受理年月日令和6年11月11日 付託年月日令和6年11月26日
件名 米軍施設(キャンプ瑞慶覧)から排出されている米軍ごみのうち「不燃ごみ」と「粗大ごみ」と「資源ごみ」に対する処理状況の把握と適正処理の推進を求める陳情
提出者******
要旨

 廃棄物処理法第6条第1項の規定により、市町村(一部事務組合を含む。以下同じ。)は一般廃棄物処理計画の対象区域から排出される全ての一般廃棄物(事業系一般廃棄物を含む。)を対象にして処理計画を策定しなければならない。しかし、中城村北中城村清掃事務組合(以下「中北組合」という。)が策定している一般廃棄物処理計画の対象区域には米軍施設(キャンプ瑞慶覧)が含まれているが、同組合は同施設から排出される米軍ごみのうち「不燃ごみ」と「粗大ごみ」と「資源ごみ」を処理対象物から除外している。したがって、中北組合は廃棄物処理法第6条第1項の規定に違反して一般廃棄物処理計画を策定していることになる。ところが、県の職員は土木環境委員会において、「中北組合が策定している一般廃棄物処理計画は廃棄物処理法の規定に違反していない。」という主旨の答弁を行っている。しかし、現実問題として米軍施設(キャンプ瑞慶覧)から排出されている「不燃ごみ」と「粗大ごみ」と「資源ごみ」の行方が分からない状況になっており、最悪の場合は不法投棄が行われているおそれもある。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 沖縄防衛局と連携して、米軍施設(キャンプ瑞慶覧)から排出されている「不燃ごみ」と「粗大ごみ」と「資源ごみ」の状況を的確に把握すること。
2 米軍施設(キャンプ瑞慶覧)から「不燃ごみ」と「粗大ごみ」と「資源ごみ」が搬出されている場合は、沖縄防衛局を通じて米軍に搬出の停止を求めること。
3 中北組合に対し、一般廃棄物処理計画を見直して、計画の処理対象物に米軍施設(キャンプ瑞慶覧)から排出されている「不燃ごみ」と「粗大ごみ」と「資源ごみ」を加え、適正な処理計画を策定するよう求めること。
4 中北組合に対し、同組合が見直した一般廃棄物処理計画に従って、米軍施設(キャンプ瑞慶覧)から排出されている「不燃ごみ」と「粗大ごみ」と「資源ごみ」の適正処理の推進を求めること。
5 中北組合が一般廃棄物処理計画を見直さずに、計画の処理対象物に米軍施設(キャンプ瑞慶覧)から排出されている「不燃ごみ」と「粗大ごみ」と「資源ごみ」を加えない場合は、同組合に対して計画の対象区域から米軍施設(キャンプ瑞慶覧)を除外することを求めること。