要旨
現在「学力向上推進」の名の下に行われている学力調査やウェブシステムを使用した状況報告などは、子供たちの真の学力(生きる力)となっていない。
各学校では、教育課程とは別に過去問題を利用したテスト対策が加熱し、学習意欲が低く勉強嫌いの児童生徒が増えている状況となっている。子供たちに真の学力「生きる力」を育むためには、目の前のテストのための学力ではなく、子供たちが未来に夢を持ちその夢に向かって進めるような対策が必要である。
ついては、学力向上推進計画を見直し、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 様々な状況に対応できるように、ICTでの遠隔授業などの導入を計画的に進めること。
2 超過勤務・多忙化の要因となっている全国学力・学習状況調査を含む県独自の学力調査等を行わないこと。
3 学力向上推進プロジェクトを見直し、児童生徒を中心に据えた教育計画の策定・推進を行うこと。 |