受理番号 | 第90号 |
付託委員会 | 総務企画委員会 |
受理年月日 | 令和7年6月5日 |
付託年月日 | 令和7年6月17日 |
件名 | 国連各委員会による沖縄の人々を先住民族とする6回の勧告の撤回を求める意見書を早急に提出するよう求める陳情 |
提出者 | 沖縄の人々を先住民族とする国連勧告の撤回を実現させる沖縄地方議員連盟 ************** |
要旨
令和7年5月24日に那覇市で開催された沖縄県祖国復帰53周年記念祭典において、第二尚氏第23代当主尚衞氏が、国連の各委員会による「沖縄の人々を先住民族として公式に認めるように」との勧告は間違っていると公の場で発言した。これは尚家当主が、沖縄分断の危機を感じ、リスクを負って発言したものである。
国連勧告は、これまで6回にわたり日本政府に対して出されており、日本政府はこれを否定しているが、沖縄県知事や沖縄県議会はこれまで明確に否定しておらず、暗に勧告を認めていることになっている。しかし、尚衞氏の発言は沖縄のアイデンティティーに関する県民の共通認識を代弁するものであり、県議会として真摯に受け止めるべきである。
国連勧告は、沖縄の歴史的経緯等に照らしても誤りであり、沖縄県民の間に混乱と分断を招く要因となりかねない。沖縄県議会は、県民の代表として、この誤った勧告に対して毅然とした態度を示す責務がある。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 沖縄県議会として、国連各委員会による沖縄の人々を先住民族とする国連勧告は誤りであり、撤回を求める意見書を一日も早く採決し、政府に対して撤回を求める意見書を早急に提出すること。 |