要旨
県道17号線は、本島南部最大のテーマパークである「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」へのアクセス道路として大変重要な道路であり、年々交通量が増加している。
しかし、この路線の南城市大里稲嶺1849番地付近及び同稲嶺1739番地1付近(以下「当該地区」という。)には、道路幅員が極端に狭くなっている箇所があるため車両の対面通行が困難となっている。特に大型車両や観光バスが通過する際には、相手車線にはみ出して走行せざるを得ない状況で、接触事故も頻繁に発生している。
幸いにも、現在まで人命に関わる重大事故は発生していないが、玉泉洞の入場者数も年間100万人を超え、さらなる入場者増が見込まれる中、今後も、団体観光客の増加に伴う大型観光バスの通行量増加が容易に想定され、危険性の除去は喫緊の課題である。
このような状況を放置しておくことは、県のリーディング産業である観光産業に悪影響を及ぼし、また、玉泉洞を拠点とした南部一帯の観光振興の妨げとなる。
ついては、一日も早く、当該地区の狭隘箇所を改善(道路幅員拡幅工事を含む)するよう配慮してもらいたい。 |