陳情文書表

受理番号第16号 付託委員会経済労働委員会
受理年月日令和7年1月14日 付託年月日令和7年2月12日
件名 国への尖閣諸島(魚釣島・北小島・南小島)周辺海域における係留ブイの設置と各地区漁業協同組合への同意協力を求める陳情
提出者竹富町議会議長
大久 研一
要旨

 尖閣諸島は日本固有の領土であり、周辺海域は豊かな漁業資源に恵まれた重要な漁場である。しかし、当該海域は潮流が非常に速く、暗礁や岩礁が多いことから漁業者にとって危険性が高い地域でもある。また、尖閣諸島は遠方に位置するため、操業中の船舶が安全に停泊・休憩ができる環境も整備されていない。漁業者の安全を確保し、漁業活動を持続可能なものとするため、係留ブイや船だまり、灯台の設置など、基本的な施設整備が必要不可欠である。これらの整備は地域の漁業者だけでなく、日本の食料安全保障や経済の観点からも重要な意義を持つ。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 尖閣諸島(魚釣島・北小島・南小島)周辺海域における漁業者の安全を確保するため、以下の施設を整備すること。
(1)係留ブイ(魚釣島南側から南西側、北小島南側など)
(2)船だまり(魚釣島西側など)
(3)灯台(航行の安全を確保するため、適切な場所に設置)
2 記事項1の施設の整備を進めるに当たり、漁業協同組合と協議を行い、地元漁業者の意見を積極的に反映させること。
3 地域の漁業者が安心して操業できるよう、速やかに実現可能な環境整備計画を策定し、実現すること。