請願文書表


受理番号第5号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和6年7月10日 付託年月日令和6年9月25日
件名 宮古島の逼迫する小児医療体制の改善を求める請願
提出者*****
紹介議員島尻 忠明、新里 匠
要旨

 宮古病院小児科では、当直できるぎりぎりの人数である5名の小児科医が、救急及び病棟・NICU業務、出生時の緊急対応などに1人が毎日交代で担当している。そのため、3か月未満の小児や重症者以外は夜間や休日は診療しておらず、小児科についても夜間医療は行っていない。沖縄県は、人口当たりの小児科医の数が全国で44番目と低く、深刻な小児科医不足である。子どもを育てる親であれば、苦しんでいる子どもをすぐにでも楽にさせてあげたい、症状を和らげてあげたいと誰もが思う。沖縄本島には南部こども医療センターや多くのクリニックがある。往診や夜間診療も行うクリニックが開設されるなど、その小児医療体制は離島の体制とは別格である。県は、離島の子どもにも生活に支障のない普通の小児科医療体制をつくるべきである。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 夜間・休日でも診療できる医療体制を構築すること。
2 宮古病院の小児科医を増員し、安心な小児医療体制を構築すること。