要旨
令和6年6月14日、沖縄本島地方は梅雨前線などの影響で大雨となり、那覇市では6月の観測史上最大となる1時間に94.5ミリメートルの大雨を観測するなど、県内各地で冠水や土砂災害など甚大な被害があった。西原町においても例外ではなく、特に小那覇工業専用地域においては、南西石油後背公有水面水路が氾濫し、近接する企業が床上浸水等により電子回線の全損、社用車10台の全損、工業機械の全損等、また、それに起因し出荷が2か月止まるなど、甚大な被害を受けた。これまでも何度か被害を受けていることや昨今の急激な気象状況の変化により頻発する災害に対し、本町議会として軽視できないため、県に対し抜本的な改善を求める。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 当該地域水路の断面の設計根拠等、抜本的な調査を行うこと。
2 南西石油後背公有水面水路の定期的な維持管理の強化を行うこと。 |