陳情文書表

受理番号第63号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和6年4月15日 付託年月日令和6年6月28日
件名 クオータ制の導入で女性議員の増加を早期に進めることを求める陳情
提出者沖縄県女性団体連絡協議会
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要旨

  我が国の政治分野では女性の進出が遅れ、政策決定の場において女性が少ない状況が続いている。男女格差を測るジェンダーギャップ指数は、先進国の中でも低い。130か国以上で導入しているクオータ制が女性の議会進出の大きな要因になったとの報告がある。
 県内の女性議員は、県議で7人(14.5%)、市町村議員では49人となり、その割合はこれまでの11.0%から13.2%に上昇した。しかし、女性議員ゼロの自治体が7か所、うち、これまで一度も女性議員が出ていない自治体が4か所もある。生活イコール政治の立場からも女性議員ゼロの議会をなくし、男女平等の視点を政策決定の場に届けるため努力しなければならない。
 ついては、政策決定の場での男女平等を実現すべく、下記事項につき配慮してもらいたい。
                  

1 国会(衆議院・参議院)において、男女平等を実現するためにどちらの性も40%を下らないようなクオータ制の導入を早期に実現すること。
2 全国知事会・全国議長会でクオータ制の導入を早期に実現するため国会に要請すること。
3 県の条例で県独自のクオータ制の導入を検討すること。
4 各政党の立候補についてどちらの性も40%を下らないよう配慮すること。