陳情文書表

受理番号第200号 付託委員会総務企画委員会
受理年月日令和2年11月25日 付託年月日令和2年12月8日
件名 尚学学園の運営状況及び現役生への影響に関する陳情
提出者沖縄尚学高校卒業生有志
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要旨


 令和2年10月14日、尚学学園理事長及び副理事長は、同学園の副理事長であったA氏の遺族から、理事長らによるパワハラが原因で自死したとして提訴された。裁判の被告は理事長ら個人であり、尚学学園とは関係がないと理解しているが、実際には、現役の生徒・保護者の間で動揺や不安が広がっていると聞いている。我々は、沖縄尚学の卒業生として、現役生徒の学習環境を守り、沖縄尚学の継続・発展のためにできることを模索しており、11月19日に、現在までの卒業生による取組を県総務私学課に報告するとともに、署名活動を通して学園に要望した事項について、現役生徒、職員が安心して学園生活を送れるよう尚学学園へ真摯な対応を促すことを要望した。我々が聞き及んでいる情報では、尚学学園の理事会・評議員会は機能しておらず、保護者や職員は学園に対して意見を述べることが難しいとのことであり、行政から学園に働きかけるほか学園の状況を改善する方法がない。
 ついては、11月6日に卒業生有志が1593筆の署名を通して尚学学園に要望した下記事項につき、同学園が早急かつ真摯に対応することを促すよう配慮してもらいたい。
                 

1 被告・原告のどちらにもくみしない中立的かつ客観的な第三者委員会を設置すること。
2 第三者委員会による公平な調査がなされ結果が公になるまで、理事長、副理事長、高校校長、中学校長及び現職理事全員の権限を停止すること。
3 理事長、副理事長、高校校長、中学校長及び現職理事全員の権限停止中は、理事長代理、高校校長及び中学校長代理を任命し、理事会の代替機能を果たす機関を設置すること。