要旨
西原町池田地内の当該危険箇所では、平成27年頃から上部で民間事業者が切土や盛土を繰り返し行い、農地法や建築基準法等の法令違反を重ねながら営業を続けている。これに対し西原町は、関係部署において今日まで度々指導してきたが、その間、梅雨の時期に3度にわたり土砂崩落が発生し、特に町道池田2号線においては崩落以降、車両及び歩行者等の全面通行止めを行っている。土砂崩落の量や範囲は年々拡大し、近接する沖縄自動車道近くまで迫り、今後台風や集中豪雨等の影響で大規模な土砂崩落が懸念され、重大事故につながる危険な状況にある。
このような状況の中、令和3年11月に県土木建築部長、本年1月に県企画部長への要請を行ったが状況は変わらない。6月2日には本町議会が県土木建築部長と沖縄県議会議長へ要請した。本町は当該地の危険性や法令違反を看過できない。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 県は、関係法令による災害防止措置等の早急な対応行うこと。
2 今後の解決に向けた対応等について、期限を示すこと。
3 県は、西原町議会及び西原町民に対して説明すること。
4 沖縄県議会の所管委員会は、早急な現場確認を行うこと。 |